1GBプランは通信量が少なく、流石に足りないと感じる人もいるでしょう。そんな場合におすすめしたいのが2GBプランです。
今回は主要19社の中から2GBプランを提供している格安SIMはどこかについて、そしてどこが最も安いか、使いやすいかも合わせて比較しながら解説します。
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主要19社のうち、2GBプランがあるのはどこ?
それでは早速、主要19社の2GBプラン展開状況をチェックしてみましょう。表をご覧ください。
格安SIM名 | データSIM(税抜) | 音声通話SIM(税抜) |
LINEモバイル | × | × |
mineo | × | × |
楽天モバイル スーパーホーダイ |
× | 1年目1,980円 (ダイヤモンド会員:1,480円) 2年目以降2,980円 |
UQモバイル ぴったりプラン おしゃべりプラン (2年間最大2GB) |
× | 1年目1,980円 2年目以降2,980円 |
Y!mobile (2年間最大2GB) |
× | 1年目1,980円 2年目以降2,980円 |
IIJmio | × | × |
NifMo | × | × |
U-mobile | × | × |
DMMモバイル | 770円 | 1,380円 |
OCNモバイルONE (NTTコミュニケーションズ) |
× | × |
BIGLOBEモバイル | × | × |
イオンモバイル | 780円 | 1,380円 |
TSUTAYAのスマホTONE | × | × |
エキサイトモバイル | 770円 | 1,470円 |
DTI SIM | × | × |
もしもシークス|エックスモバイル (かけたい放題フル) (X-Mobile) |
× | × |
nuromobile | 700円 | 1,400円 |
LIBMO | × | × |
b-mobile おかわりSIM |
750円 | 1,550円 |
2GBプランを展開している格安SIMは19社中8社と少なめです。また利用料金は各社でばらつきがあります。
サービス内容なども踏まえつつ、おすすめはどこか探っていきましょう。
安さ重視ならDMMモバイルかイオンモバイル、nuromobile
まず月額料金の安さを何より重視する人には、DMMモバイルかイオンモバイル、あるいはnuromobileがおすすめですね。
データSIMはnuromobile、音声通話SIMはDMMモバイルとイオンモバイルの料金設定が安価です。
いずれもドコモ回線なので、安さ重視ならドコモ回線の格安SIMで2GBプランを契約することとなるでしょう。
サービスの充実重視ならイオンモバイルかDMMモバイルがおすすめ
イオンモバイルは日本全国のイオンでサポートを受けられます。DMMモバイルは店舗がないものの、10分かけ放題や端末販売などサービスは充実しています。
nuromobileは10分かけ放題こそありますが、端末販売やサポートなどはあまり充実しているとは言えません。
どちらも10分かけ放題は月額850円(税抜)で契約できるので、サポートを求めるならイオンモバイル、端末販売重視ならDMMモバイルを選ぶと良いでしょう。
速度重視ならY!mobileやUQモバイル、ただし2年間のみ
料金設定以上にサービスの充実を重視する人におすすめしたいのが、Y!mobileとUQモバイルです。
月額料金は高くなってしまいますが、その分充実したサービスが展開されているのがY!mobileとUQモバイルです。
通信速度が圧倒的に速い
Y!mobileとUQモバイルには、通信速度が速いメリットがあります。
格安SIMは回線が混み合いやすく、混み合う時間帯は速度が下がってしまうことが弱点でした。
しかしY!mobileとUQモバイルは回線が安定していて、常時速度が高速です。
通信量が月2GBには収まるものの動画を見たりアプリをダウンロードしたりすることがたまにあるなら、速度が安定しているUQモバイルかY!mobileを選びましょう。
月額料金は高いが、かけ放題や無料通話、キャリアメール付き(Y!mobile)
Y!mobileとUQモバイルは、それぞれ10分、5分(おしゃべりプラン)のかけ放題が標準搭載です。
UQモバイルのぴったりプランSについては、無料通話が最大60分で付帯されています。つまり通話料金も含まれているため、プランが高めになっているわけです。
さらにY!mobileなら無料で、ガラケーとのやりとりなどに便利なキャリアメールアドレスを利用可能。UQモバイルでも月額200円で利用可能です。
Y!mobileなら月額500円(税抜)追加で3年目からも2GB使える
Y!mobileもUQモバイルも、実は2GB通信できるのは2年目まで。3年目からは通信量が1GBに半減してしまいます。
ただし、Y!mobileならデータ容量2倍オプションを月額500円(税抜)で契約することで3年目からも2GB通信可能です。
長期間契約を続けるなら、おすすめはY!mobileですね。
サポート重視ならY!mobile一択
Y!mobileは日本全国に店舗があり、端末修理の受付やプラン変更、解約などの手続きが行えます。
UQモバイルにも店舗はありますが少なく、またY!mobileほどサービスが充実しているわけでもありません。
サポート重視なら、Y!mobileで2GBのスマホプランSを契約しましょう。
UQモバイルなら通信量の繰り越しあり、300kbpsの低速モードも使える
UQモバイルを選ぶメリットは、まず余った通信量を翌月まで繰り越せることです。2GBプランは容量が少ないので、できるだけ無駄なく使いたいですよね。
ただしUQモバイルのおしゃべりプランやぴったりプランは、1GBに加えて無料チャージが毎月最大1GB分使えるシステム。繰り越しを利用する場合は通信量を1GB未満に抑える必要があるので、ご注意を。
キャリアメールが有料など少しだけ不利な点があるUQモバイルですが、このように2GBプランそのものの使い勝手の良さではY!mobile以上です。
2GB使い切ってからの速度を重視する人は楽天モバイルも検討可
楽天モバイルのスーパーホーダイは、2GBを使い切ってからも12~13時と18~19時意外なら常時1Mbpsで通信できる格安SIMです。
通信量を使い切ることが多いなら、速度制限後の速度が比較的速い楽天モバイルのスーパーホーダイを検討してみても良いでしょう。
まとめ
19社中8社とあまり多くない2GBプラン。選ぶべきは、
・サービスやサポート重視ならY!mobile
・速度の速さに加えて2GBの使い勝手も重視するならUQモバイル
・安さ重視ならデータSIMはnuromobile、音声通話SIMはイオンモバイルかDMMモバイル
・速度制限時にある程度安定した通信をしたいなら、楽天モバイルのスーパーホーダイ
以上の通りとなります。それ以外の選択肢については、2GBでは特に安くはないのであえて選ぶ理由はないでしょう。