mineo(マイネオ)は顧客満足度No.1を獲得し、今契約数がかなり伸びている人気のMVNOです。
格安SIMの検討をしていたら、まず候補に入るくらいサービスが充実しています。
でもmineo(マイネオ)もデメリットは当然あります。契約した後に失敗しないよう、予めデメリットについてしっかり把握したうえで契約するようにしましょう。
ここでは包み隠さずデメリットとメリットを紹介していきます。
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mineo(マイネオ)のデメリットを全公開!
メリットはある程度把握されていると思いますので、デメリットの方から紹介していきます。
通信量無制限プランが無い
mineo(マイネオ)ではdocomoプラン・auプランともに500MB~10GBまでのプランが用意されています。
10GBはかなりの量なので、大体の人はこれで足りると思いますがヘビーユーザーにとっては足らない場合もあると思います。
U-mobileやUQ-mobileなどでは無制限プランも用意されているので、その点ではデメリットと言えますね。
お昼などの混雑時には通信速度が遅くなる
大手キャリア(docomo・au・softbank)では時間帯によって通信速度が大きく変わることはありませんよね。少なくとも体感速度として感じることはほぼありません。
ですが、格安SIMの場合は通勤時間・お昼・夕方以降など利用者が増える時間帯は通信速度が遅くなることがあります。
これはmineo(マイネオ)に限らずなので、マイネオのデメリットというよりは格安SIMのデメリットになります。mineo(マイネオ)はむしろその中でも速い方です。
マイネオではプレミアムコースが新設されており、月額800円(税抜)で利用できます。爆速を好むならこちらのコースがいいと思います。
MNP転出の手数料が高めに設定されている
mineo(マイネオ)では最低利用期間がなく、解約時の違約金もないというメリットがあります。
その一方で、MNP(番号そのままで乗り換え)で転出(mineoから他の格安SIMなどに乗り換える)する場合には手数料が高めに設定されています。
契約翌月から12ヶ月以内:12,420円(税込)
契約翌月から13か月以降:2,160円(税込)
このように時期によって価格が違いますが、12,420円かかるとなると高めですよね。
ですのでmineoに契約してすぐMNPで転出はしないよう計画的に利用していきましょう。
auプランは4G/LTEにしか対応していない
auプランは3G回線に対応していません。
これは以前はデメリットにもなっていましたが、最近は4G/LTEのカバー範囲がかなり広がっているのであまり関係ないかと思います。
自宅が3Gしか使えないという場合にはdocomoプランを利用するなどしましょう。
auプランは3日で3GBの通信制限がある
docomoプランにはない制限ですが、auプランの場合は3日で3GBを超えると200kbpsの速度制限が適用されます。
3日で3GBを使用するのは稀だと思いますが、ヘビーユーザーの方は気をつけましょう。
速度制限がかかっている間は、新しく通信量をチャージしても遅いままです。
公表の支払い方法がクレジットカードのみ
多くの格安SIMでも支払い方法はクレジットカードのみという所がほとんどです。
一方で楽天モバイルのように口座振替やデビットカードに対応している所もあります。
mineo(マイネオ)でも多くの格安SIMと同様に基本クレジットカードでの支払いになります。
ですが「デビットカードは使えない場合がある」と書かれていますので、裏を返せば使えるデビットカードもあるという事です。
公表されていないのでどれが使用できるかは明言できませんが、現在デビットカードをお持ちでしたら試しに使ってみるのはありだと思います。
LaLaCallは時間帯によって音質が悪い場合がある
格安SIMはデータ通信量などが安い代わりに、通話料は高い傾向にあります。
ですので、通話をするときにはIP電話のような安くなるサービスを利用するのが得策です。
mineo(マイネオ)では「LaLa Call」というIP電話が基本料100円(無料通話100円分付き)で利用できるのですが、時間帯によっては音質が悪くなったり途切れたりします。
通常はLaLaCallが非常に安いのでこれを利用するのが良いのですが、利用者の多い時間帯に電話をする場合には「楽天でんわ」を利用するほうがいいでしょう。
楽天でんわは同じように電話料金が安くなるサービスですが、IP電話ではなく通常の電話回線を利用するので音質は悪くなりにくいという特徴があります。
auプランの場合iPhoneでテザリングが使えない
これはmineoに限ったことではありませんが、au回線を利用する格安SIMの場合、iPhoneでテザリングが使用できなくなります。
⇒テザリング可能な格安SIM(auやドコモ系MVNO)とスマホの組み合わせ|iPhoneやAndroidも解説
ですのでテザリングをiPhoneで使用する予定の人はドコモプランを選択する必要があります。auプランでテザリングしたい場合は、Android端末を利用するようにしましょう。
キャリアメールが使用できなくなる
大手キャリア(ドコモ・au・softbank)からマイネオに乗り換えたら、キャリアメール(docomo.ne.jp、ezweb.ne.jp、i.softbank.jp)は使用できなくなります。
予定していないと困るので、予め把握しておきましょう。
ちなみにmineoの場合、mineoのメールアドレス(@mineo.jp)が無料で利用できますのでそちらに乗り換えましょう。
ココに挙げたのが現在把握できているmineoのデメリットです。人によっては重要なものもありますが、予め理解しておけば避けることが出来るものも多いですね。
マイネオはメリットがすごいぞ!
続いてマイネオのメリットも見ていきましょう。
最低利用期間も違約金もなし
スマホを利用するときにネックとなるのが最低利用期間ですよね。ネットの光回線などもそうですが基本的には1年縛りや2年縛りがあって、その期間内に解約すると高めの違約金を取られるのが普通です。
でもmineoはかなり良心的で、最低利用期間も違約金もありません。データ通信SIMだけでなく、音声通話SIMでも違約金が無いのは驚きです。
使用してもらったら継続してもらえるという自信の表れだと思いますが、利用者の私たちにとってもお試し感覚で利用してみて、良ければ継続できるので非常に便利です。
ただデメリットのところでも紹介しましたが、契約月の翌月から12ヶ月以内にMNP転出した場合には12,420円(税込)の手数料が必要になります。
MNP転出の場合だけ気を付けておきましょう。
家族割りや複数回線割がお得
家族複数人でmineoを契約する場合や、一人が複数回線を利用する場合に1回線あたり50円安くなるサービスです。
もともと安いマイネオの利用料が、家族の人数分50円引きになるのは嬉しいですよね。
18歳や19歳でも条件を満たせば契約可能
他の格安SIMでは未成年の契約はできなくなっていますが、マイネオに限っては親の同意書があれば18歳や19歳でも契約することができます。
親の同意が必要なので完全に1人で契約できるわけではありませんが、これも対象者にとっては自分の携帯が持てるという意味で嬉しいサービスです。
MNPで不通時間がなくすぐに切替ができる
以前はMNPで乗り換えするときに、携帯の使えない空白時間(不通時間)が3~5日位あり、これが結構なネックになっていました。
最近はmineoに限らずですが、MNPの切替がすぐにできるところが増えてきています。
詳しいやり方はこちらで解説しているので参考にしてみてください↓
⇒mineo(マイネオ)の契約後に自分でMNP転入切替する方法
かけ放題プランが登場
通話料が高くなりがちな格安SIMでかけ放題プランが無いというのが、マイネオの大きなデメリットでした。
ですが2017年3月から、5分間のかけ放題(mineoでんわ、月額850円税抜)が登場して一気に魅力的になりました。
最初の5分は無料なので、5分間を何度かけても無料です。
月30分までの電話が840円(税抜)、月60分までの電話が1,680円(税抜)という低額プランもありますが、mineoでんわの方がお得感があります。
もちろんこれはこちらからかける場合の話で、電話を受けるのはいくらでも無料です。
LaLaCall利用のデータ通信量はノーカウント
mineoでんわを利用せずLaLaCallを利用する場合、IP電話なのでデータ通信量の消費が気になるところですが、マイネオではLaLaCallで使用したデータ通信量はノーカウントにしてくれます。
IP電話でがっつり電話したい時には嬉しいですね。
プレミアムコースで速度低下緩和
格安SIMはお昼などの通信混雑時間には速度が低下するというのが一般的です。
マイネオはそれでも比較的速い方になります。
とはいえ、爆速の通信スピードを好む人も多いですよね。そういう方のために、プレミアムコースが用意されました。
月額800円(税抜)で利用でき、混雑しないような工夫がされています。ただし混雑しないようにするために、利用者の制限もされており申し込みにはタイミングがあります。
とりあえずマイネオを利用しておいて、間口が開いたときに申し込めるよういしておきましょう。
マルチキャリア対応はメリット
au回線もdocomo回線も用意されているのはマイネオとIIJmioの2社です。
docomoとau間でパケットシェアができたり、乗り換えがスムーズにできたりと、メリットがあります。
例えば旦那さんがdocomoを利用中で奥さんがauを利用中だった場合、旦那さんはmineoのドコモ回線、奥さんはmineoのau回線を利用することができます。
docomoの方のパケットが余ったら、奥さんにあげることもできます。家族割りでどちらも50円引きになります。
auプランではデータ通信SIMのSMSが無料
auプランに限った話ですが、データ通信SIMのSMSが無料で利用できます。
SMSは格安SIMを利用するならあった方が良いと筆者は考えています。
通常は「120-150円(税別)/月」くらいかかるのが、無料なのでお得ですね。
サポート体制が完璧
サポート体制がしっかりしていないサービスを利用するとうんざりしますよね。
でもマイネオのサポートは完璧なので大丈夫!
よくある質問の他に、マイネ王のページで「Q&A」「掲示板」といったサービスがあり、利用者が疑問を投外科けることができます。
上級利用者が回答したりしているので、結構なスピードで回答をもらえます。
その他、チャットもあるので問題解決には非常に便利なシステムになっています。
サービスのバランスが素晴らしい
・余ったデータ通信量を翌月に持ち越せる
・余ったデータ通信量を家族や友人にあげることができる(パケットシェア)
・フリータンクの利用(皆が余ったデータを貯蔵するフリータンクから、毎月1GBを引き出すことができます。もちろん皆の協力で成り立っているので、フリータンクを利用するなら自分も余った時には貯蔵するようにしましょう。)
まとめ
マイネオにはデメリットもありますが、トータルでみると非常にメリットの大きい格安SIMです。
ただし利用者によっては致命的なデメリットもあるかと思いますので、当サイトで予め把握し、必要に応じて契約するようにしましょう。