nuro モバイルでは、シンプルな通常の料金プランの他に高速通信をできる時間が決まっている「時間プラン」があるなど、他と違う独自のサービスが多数用意されています。
速度についても触れていますので、契約を検討している方は参考にしてみてくださいね。
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nuro モバイルとは?サービス内容・プラン内容を解説!
nuroモバイルはソニーが展開しているdocomo回線の格安SIMです。
nuro モバイルは、当初は2GBから10GBまでの、1GB刻みの容量プランのみを展開していました。
【容量プラン】
プラン | データ | SMS | 音声通話 |
2GB | 700円 | 850円 | 1,400円 |
3GB | 900円 | 1,050円 | 1,600円 |
4GB | 1,100円 | 1,250円 | 1,800円 |
5GB | 1,300円 | 1,450円 | 2,000円 |
6GB | 1,500円 | 1,650円 | 2,200円 |
7GB | 1,700円 | 1,850円 | 2,400円 |
8GB | 1,900円 | 2,050円 | 2,600円 |
9GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
10GB | 2,300円 | 2,450円 | 3,000円 |
しかし現在はそれらに加えて、高速通信が可能な時間が決まっている「時間プラン」も提供されています。
【時間プラン】
プラン | データ | SMS | 音声通話 |
5時間/日 | 2,500円 | 2,650円 | 3,200円 |
深夜割 | 1,500円 | 1,650円 | 2,200円 |
加えてnuro モバイルでは、以下のような変わったサービスが展開されています。
・半額通話サービスや10分かけ放題オプション対応のnuroモバイルでんわ
・パケットギフト
・翌月からのデータ前借り
他社では見かけない独自のサービスが満載なので、もしサービスを魅力的に感じたら、nuro モバイルを選ぶ必要性は強いですね。
詳しい独自サービス内容は、メリットの項目で解説します。
nuro モバイルの4つのメリット
まずはnuro モバイルのメリットです。
独自サービスが多いので、それらに魅力を感じる人にはnuro モバイルの契約がおすすめとなるでしょう。
時間プランで、必要に応じて一定時間の高速通信ができる
nuro モバイル最大の特徴は、時間プランの存在です。
時間プランは2種類あり、「5時間/日」は1日のうち5時間、「深夜割」は深夜1時から朝6時までが高速通信可能となるシステムです。
昼間に通信する機会が多い人は「5時間/日」、深夜にスマホをいじることが多いなら「深夜割」を契約すると良いでしょう。
通信量が足りなくなっても、翌月から前借りできる
nuro モバイルでは、通信量が足りないときに翌月の通信量から前借りできます。
翌月通信できる容量が減ってしまうのは難点ですが、追加チャージをしなくても無料で通信量を確保できるのは便利ですね。
月額800円の、安価な10分かけ放題オプション
他社では主に月額850円程度で展開されている、10分かけ放題オプション。しかしnuro モバイルなら、月額800円で利用できます。
安い月額料金で10分かけ放題を利用できるのも、nuro モバイルのメリットでしょう。
またこの他に、月額料金がかからない半額通話機能もあります。専用アプリから発信すれば、通話料金が通常の半額の30秒10円になるしくみです。
自分の通話スタイルに合わせて、どちらかを利用してみてはどうでしょうか。
通常のプランが1GB刻みで細かく用意されている
nuro モバイルでは、通常のプランが2GBから10GBまで1GB刻みで細かく展開されています。
他社では3GB→6GB→10GBなど、数GB単位でプランを展開していることも少なくありません。
しかしnuro モバイルなら1GB単位でプランを用意しているので、自分の使い方に合わせて細かくプランを選べます。
例えば3GBで足りないと感じたらプラン変更で、4GBにすることができますね。
そして料金の上がり方が、1GBアップにつき200円アップとわかりやすいことも魅力です。
プランを変更すると月額料金がどう変わるかわかりやすいのは、ユーザーにとってありがたいですね。
nuro モバイルの4つのデメリット
続いて、nuro モバイルのデメリットについて解説します。
nuro モバイルは様々な独自サービスがメリットですが、独自サービスにはデメリットもあります。しっかり確認したうえで、契約に臨みましょう。
通信速度の評判がイマイチ
nuro モバイルは、通信速度の評判がイマイチです。
特に平日のお昼は下り0.5Mbpsを切り、とても快適とは言えない速度になってしまうことがあります。
⇒【14社MVNO】格安SIMの通信速度をグラフで比較|速くて快適なのはどれ?
時間プランは、自分から高速通信を行うタイミングを選べないのが難点
nuro モバイルの独自サービスである時間プランですが難点もあります。
深夜割は高速になる時間が決まっているため納得していれば問題ありません。
しかし5時間/日の場合は「高速通信に切り替えが必要な通信量を検知した段階で、高速時間をユーザーへ自動付与」されるしくみです。
nuro モバイル側で高速通信が必要だと判断されなければ、ずっと低速になります。
実際それで快適に使えるとしても、自動で切替えられるだけでなく手動でも高速に指定できれば、寄り便利になりますよね。
ちなみに評判を調べてみると、例えば動画再生時はしっかり速度が高速になったなど良い評判が目立ちました。
そこまで心配することはないかもしれませんが、時間プランで速度を手動切り替えできないことには注意しておきましょう。
容量の追加チャージ料金が高め
nuro モバイルは、追加チャージ料金が高いです。
100MB400円、500MB600円、1GB1000円となっていて、他社に比べると若干割高ですね。
例えばLINEモバイルなら1GB1000円は変わりませんが、500MBは500円でチャージできます。
DMMモバイルなら、100MBは200円でチャージ可能。翌月繰り越しはなくなるものの、1000MBを480円でチャージすることもできます。
ただし追加チャージが高額な代わりに前借りはできるので、このデメリットは補われていますね。
パケットギフトの利便性は、周りのnuro モバイルユーザーの数によって変わる
nuro モバイルでは、nuro モバイルのユーザー同士でパケットをギフトとしてやりとりできる「パケットギフト」が展開されています。
家族で乗り換えたり、友だちと一緒に乗り換えたりするなら良いですが、そうでなければあまり活かせる機会は多くないかもしれませんね。
まとめ
今回は、nuro モバイルのサービス内容やメリット・デメリットについて解説しました。
nuro モバイルを契約するべき人は、独自サービスの前借りや時間プランなどに魅力を感じる人です。
速度の評判がイマイチなので安定した高速通信を求める人にはおすすめできませんが、nuro モバイルの独自サービスが自分にぴったりと感じたなら、契約を検討してみてはどうでしょうか。