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【14社MVNO】格安SIMの12月通信速度をグラフで比較|速くて快適なのはどれ?

この記事では分かりにくくなりがちな通信速度のデータをできる限り分かりやすく紹介し、どの格安SIMがおすすめなのかをお伝えします(2017年12月更新済み)。

「格安SIMって通信速度が遅いって聞いたけど、どのくらい遅いんだろう・・・」
「速くて快適な格安SIMを分かりやすく教えてほしい!」

そんな気持ちで検索されたのではないでしょうか?

格安SIMはどの会社も安い料金プランになっていますので、価格差がほとんどなくなっています。

一方で通信速度に関しては各社でだいぶ差があります。

常に速いUQmobileのような会社もあれば、回線が混雑するお昼や夜はかなり遅いMVNOも存在します。

MVNOとは?:簡単に言うと「格安SIMを提供する会社」のこと。

 

スマホを利用するときになかなかネットに繋がらないとか、動画が見れないと本当にイライラしてしまいますよね。

判断ミスで通信速度の遅いSIMと契約してしまったら、しばらくその遅さに耐えなければいけません。それは非常に苦痛です。

そうならないためにも、あなたが検討している格安SIMが許容範囲の速度なのか確認しておきましょう。

速度測定の条件など

Speedtest.net(Ookla)のアプリを使用して速度測定を行います。

スマホの機種 Zenfone 3
1台で14回線を順番に調べていきます。
14回線で30分位かかりますので、そのくらいの時間誤差はあります。OCNモバイルONEのみ故障に伴う諸事情でZenfone Goを使用。
測定方法 10時、12時、20時にそれぞれ3回ずつ測定し、それぞれ平均をとる
場所 関西の主要駅
調査時刻 2017年12月18日の10時、12時、20時
測定した格安SIM ・mineo (au)
・mineo (docomo)
・IIJmio (au)
・IIJmio (docomo)
・LINEモバイル
・FREETEL
・楽天モバイル
・UQモバイル
・U-mobile
・BIGLOBE SIM
・イオンモバイル
・NifMo
・OCNモバイルONE
・DMMモバイル

(注:ここに掲載されている結果は外部環境などに左右される可能性は十分あります。必ずしも実行速度を保証するものではないという認識を持ってみてください。)

またスピードテストはアプリバーストなどを利用している場合があるので、全くあてにならないという意見もあります。

アプリバーストとは?:スピードテストアプリを使用する時だけ回線を速くするような仕組みのことです。
これをやっているSIMの場合、スピードテストで良い結果がでても、その他のアプリやWEBを利用するときには遅いということになります。⇒詳細はこちら

 

上記のように細かい話をすれば当てにならないということもあり得ます。
ただし、私が感じる体感速度とスピードテストの結果がそこまでずれていないということから、分かりやすくするためにスピードテストの結果を載せています。

体感速度とスピードテストの結果が明らかに異なるSIMがある場合には、それを添えて結果を紹介することでデータの信頼性を担保するという方針で進めます。

格安SIMの速度測定結果|結局どれが速い?

これから掲載するデータは2017年12月18日に測定した結果です。(毎月更新していきます)

時間帯によってかなり速度差がでますので、混雑しがちな時間帯の10時、12時、20時の3つの時間帯で測定をしました。

5Mbps以上であれば非常に快適に通信できるので、5Mbpsを1つのラインとして考えています。
これより遅いものは青色のグラフにしています。

どのくらいの速度があればメールやLINE、WEB閲覧、動画鑑賞が問題なくできるのかはこちらをご確認ください⇒通信速度ってどのくらいあれば問題ないの?

上りと下りの意味はこちら⇒下り・上り・PINGって何を意味するの?

通常の使い方であれば、「下り」メインで考えておけば大丈夫です。

格安SIMの速度測定:10時の結果

2017年12月の10時はFREETEL楽天モバイルU-mobileイオンモバイルNifMoが5Mbps以下でしたが、それ以外の格安SIMは5Mbpsを越えました。(下り)

楽天モバイルは人数が増えて遅くなったら回線増強をしている感じがあるので、また近いうちに復帰すると思われます。

10時のランキングを載せておきます。10時台はほぼどれを使用しても問題ないかと思います。

【10時:下り】←下りを見ておけばOK
1位:mineo docomo
2位:UQモバイル
3位:OCNモバイルONE
【10時:上り】
1位:DMMモバイル
2位:LINEモバイル
3位:mineo docomo

格安SIMの速度測定:12時の結果

12時はお昼休憩で一気にみんなが使い始めるのでかなり遅くなります。今月も全体的に遅くなりました。

そのなかでもUQmobileは圧巻、毎月常に安定して速いですね。今月はUQモバイルだけが5Mbpsを超えました。

動画は見ないので3Mbps程度あれば良いという場合は、OCNモバイルONEDMMモバイルも候補にはいります。

お昼時間にも快適に使用したいのであればUQmobileが妥当だと思います。

【12時:下り】←下りを見ておけばOK
1位:UQモバイル
2位:OCNモバイルONE
3位:DMMモバイル
【12時:上り】
1位:イオンモバイル
2位:mineo au
3位:UQモバイル

格安SIMの速度測定:20時の結果

夜になってもUQmobileは快適なスピードをキープしています。その後、mineo(au)も頑張っていますね。

その他、イオンモバイル、DMMモバイル、NifMoも5Mbpsを超えました。

【20時:下り】⇒下りを見ておけばOK
1位:UQモバイル
2位:mineo au
3位:イオンモバイル
【20時:上り】
1位:OCNモバイルONE
2位:DMMモバイル
3位:mineo au

結局おすすめの格安SIMはどれなの?

  • とにかく速いSIMが良い
  • 安定しているSIMが良い
  • お昼も普通に使えるSIMが良い

という人はUQmobileを選んでおけば間違いありません。

常に速いですし、その速度も大手キャリアに負けない位です。格安SIMを使用しているという感覚を忘れるくらいいい感じです。

au回線が良い人はUQモバイル

docomo回線が良い人はOCNモバイルONEmineoあたりになります。

これが2017年12月のおススメです。

  • お昼の時間はほぼ使わないので、それ以外でそこそこ速ければいい

という方の場合選択肢が広がります。

あたりが候補になってきます。

LINEモバイルは最近かなり速度が上がってきていますし、独自のサービス(LINEやFacebook、twitterの通信料が無料。LINE検索ができるなど。)を打ち出しているので、面白い格安SIMだと思います。

mineoも独自のサービスを打ち出しているので、サービス面も含めて充実しています。

【LINEモバイルの主な特徴】
・格安SIMで唯一LINEでID検索ができる
・LINEの他、ツイッターやフェイスブックで使用する通信量が無料

【mineoの主な特徴】
・友人や家族間で余った通信量をシェアできる
・あまった通信量を皆が貯めてくれているフリータンクから、いざという時には月1GBまで引き出せる(もちろん余った時には自分もフリータンクに貯めるのが前提)
・最低利用期間や違約金が無い

 

  • 3日間の通信速度制限がない格安SIMの中で速いのが良い

3日間の通信量が一定量を超えると低速に制限されるSIMは結構多いです。
それが嫌だという人も多いですよね。

3日間の速度制限がない格安SIMは

楽天モバイル
OCN モバイル ONE
BIGLOBE SIM(ビッグローブSIM)
LINEモバイル
mineo (docomo)

になります。

  • テザリングを利用してPCなどで大きなファイルの送信などをしたい

という場合は、上りの速度が重要になります。

上りの速度が速くて安定しているのはイオンモバイルです。

下りで優秀なUQmobileは上りでも優秀ですし、mineo(au)OCNモバイルONEIIJmio(au)DMMモバイルも上りは安定して速い部類に入ります。

実際に利用している人の口コミってどんな感じ?

UQmobileの口コミ

LINEモバイルの口コミ

IIJmioの口コミ

mineoの口コミ

実際の通信速度の詳細データ

数字で実際の結果を記載しています。分かりにくくなりますので、ぱっと見で結果を知りたい方は上のグラフをご確認ください。

ここからは詳細データを知りたい人の為の情報です。

10時の詳細データ

2017/12/18
10時
ダウンロード
Mbps
アップロード
Mbps
PING
ms
DMMモバイル 41.49 23.58 38
OCNモバイルONE 62.68 15.50 38
NifMo 2.43 0.80 98
イオンモバイル 3.76 1.03 85
BIGLOBEモバイル 43.58 7.72 72
U-mobile 4.26 0.86 103
UQモバイル 71.99 12.26 37
楽天モバイル 3.59 0.83 86
FREETEL 10.63 4.36 98
LINEモバイル 50.43 23.37 37
IIJmio docomo 36.65 13.79 36
IIJmio au 3.12 11.73 57
mineo docomo 76.32 22.18 33
mineo au 61.20 15.54 53

12時の詳細データ

2017/12/18
12時
ダウンロード
Mbps
アップロード
Mbps
PING
ms
DMMモバイル 3.47 7.54 86
OCNモバイルONE 4.85 9.88 54
NifMo 0.92 1.02 118
イオンモバイル 1.96 20.94 57
BIGLOBEモバイル 0.64 0.92 84
U-mobile 0.76 0.83 122
UQモバイル 41.39 13.11 34
楽天モバイル 0.48 0.82 88
FREETEL 0.38 0.68 190
LINEモバイル 0.35 0.89 140
IIJmio docomo 0.49 0.74 143
IIJmio au 0.32 6.56 143
mineo docomo 0.30 0.80 118
mineo au 0.88 14.53 85

20時の詳細データ

2017/12/18
20時
ダウンロード
Mbps
アップロード
Mbps
PING
ms
DMMモバイル 7.12 19.29 76
OCNモバイルONE 2.06 28.14 57
NifMo 6.24 0.90 91
イオンモバイル 8.79 0.96 86
BIGLOBEモバイル 1.68 0.84 79
U-mobile 3.38 1.06 107
UQモバイル 81.84 12.85 38
楽天モバイル 3.74 0.67 82
FREETEL 1.63 1.01 118
LINEモバイル 2.01 0.94 114
IIJmio docomo 4.72 13.46 73
IIJmio au 2.24 6.83 46
mineo docomo 4.26 0.78 97
mineo au 44.49 15.24 48

(1Mpbs=1000kbps)

動画を見ることがない場合は1Mbpsあれば大体のことはできますので、SIM選びの幅が広がります。

下り・上り・PINGって何を意味するの?

下り(ダウンロード)とは?

下りは「ネット上から情報をスマホに取り込む時の速度」です。
WEB情報を閲覧したり、動画を見たりする場合に必要になる速度のことになります。

ですので一般の利用者のほとんどが下りを利用しているので、下りの速度が重要になります。

上り(アップロード)とは?

上りは「スマホやPCからネット上にデータを送信するときの速度」です。

メールの送信や動画の送信がこれにあたります。テザリングでPCから大きなファイルを送信するような場合には、上りも意識して比較しましょう。

PINGとは?

PINGは応答速度のことです。
「通信相手に応答の確認をしたあと、応答の確認が取れるまでの時間」を意味しています。

こう書くと分かりにくいのですが、結局のところ「数値が小さい方が快適」という意味になります。

スピードテストの結果はアテにならないの?

スピードテストの結果は色々な外部環境の影響をうけます。
ですので、その数値は絶対的なものではなく、大体これくらいという認識で受け取るのがいいかと思います。

ただし、スピードテストの結果と実際の体感速度に大きなずれがあるとは感じません。

ごく一部にスピードテストの結果と体感速度に差がある場合がありますので、そういう場合には追記をしております。

アプリバーストってなに?

特定のアプリを利用する時だけ、通信速度をアップさせる技術の事。

これを悪用すれば、スピードテストアプリを利用する時だけ通信速度をあげることも可能。

そうなるとスピードテストの結果は良いけど、実際に使用するときには遅いということになるので注意が必要。

これに関しても、体感速度とスピードテストの結果を照らし合わせて、体感速度が遅い場合には追記をしております。

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