「UQモバイルってぶっちゃけどうなの?通信速度は遅くない?」
「UQモバイルの料金プランやメリットデメリットを知りたい」
「UQモバイルで使えるiPhoneや格安スマホの情報を分かりやすく教えて!」
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すでにUQmobileで申し込むことを決めている方は「UQモバイルの詳しすぎる申し込み方法」を参考にしてみてください。
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UQモバイルで気になる通信速度をグラフと実測値で評価
UQモバイルはUQコミュニケーションズが運営するサービスです。
格安SIMのほとんどがdocomo回線を利用しているのですが、mineoとIIJmio、そしてUQモバイルの3社だけがau回線を提供しています。
数少ないこれらau回線の3社は通信速度を比較してみると大きな差があります。
他社との速度比較は「【14社MVNO】格安SIMの通信速度をグラフで比較|速くて快適なのはどれ?」を参考にしてください。
ここではUQモバイルに特化して、時間ごとの速度推移を見てみましょう。基本的には「下り」の方を参考にすればOKです。
【実測値】
ダウンロード (下り)Mbps |
10時 | 12時 | 17時 | 20時 |
UQモバイル | 30.55 | 20.45 | 47.17 | 25.71 |
アップロード (上り)Mbps |
10時 | 12時 | 17時 | 20時 |
UQモバイル | 12.69 | 12.28 | 17.01 | 17.62 |
関西の主要駅で平日の10時、12時、17時、20時に測定しました。
Zenfone 3を使用。各時間3回ずつ測定し、平均値を出しています。
5Mbps以上あれば高画質な動画もストレスなく見られるというレベルですので、UQモバイルは常にストレスなく使用できることが分かります。
数値だけではなく実際に利用していても速いと感じますので、ストレスなく利用できることが第一条件の人にはかなりお勧めです。
UQモバイルに乗り換えたらどれくらい安くなる?料金プランなど
料金プランについては後で詳しく説明しますが、ある程度多くの方が当てはまるであろう以下のプランを選択してみます。
「月額1980円でデータ通信量が最大2GBまで、音声通話は1回5分までなら何度でも無料」
これで月額1980円になります。
auやdocomo、ソフトバンクのスマホを利用していた方なら少なく見積もっても月額7000円は使用しているかと思います。
つまり差し引きすると月額5000円程度安くなることになります。
年間で6万円。スマホを利用している家族が3人いるとすれば年間で18万円節約可能です。毎年家族旅行に行ける分くらいは節約できるので非常に大きな節約になりますね。
UQモバイルの料金プランを詳しく解説!
UQモバイルには大きく分けると3つのプランがあります。
「通話料無料がついているプラン」「通話料無料がないプラン」「データ通信量が無限のプラン」の3つです。
通話料無料がついているプラン
プランS | プランM | プランL | |
月額料金 | 1,980円/月 | 2,980円/月 | 4,980円/月 |
データ容量 | 最大2GB/月 | 最大6GB/月 | 最大14GB/月 |
ぴったりプラン | 最大60分/月 | 最大120分/月 | 最大180分/月 |
おしゃべりプラン | 1回5分以内の国内通話が何度でも無料 | ||
最低利用期間 | 2年 |
(注:月額料金は14ヶ月目以降は1000円アップ、データ容量とぴったりプランの無料通話時間は26ヶ月目以降半分になります。)
特におしゃべりプランは人気です。通話はうまくやれば5分以内に抑えられるので、お得ですね。
またこのプランと同時にUQモバイル指定機種を購入する場合、マンスリー割が適用されます。
スマホ選択の時にマンスリー割の金額が書かれているものが対象です。
通話料無料がないプラン
データ高速プラン | データ高速+音声通話プラン | |
月額基本料金 | 980円/月 | 1,680円/月 |
通信速度 | 月間データ容量3GBまで受信最大225Mbps(送信最大25Mbps) 3GBを超えた場合は送受信最大200kbps |
|
通話料 | – | 20円/30秒 |
最低利用期間 | なし | 12ヶ月 |
無料通話がないプラン(右)に合わせて、通話自体ができないデータ高速プラン(左)も載せました。
「楽天でんわ」や「LaLaCall」のような安い電話アプリを利用する人や、通話自体をしない人はこれらのプランがピッタリです。
私は現在このプランを利用しています。
データ無制限プラン
データ無制限プラン | データ無制限+音声通話プラン | |
月額基本料金 | 1,980円/月 | 2,680円/月 |
通信速度 | 月間データ容量無制限で 送受信最大500kbps |
|
通話料 | – | 20円/30秒 |
最低利用期間 | なし | 12ヶ月 |
このプランは、送受信の最大速度が500kbpsと遅めに設定されています。
その代わりネットはどれだけ使っても定額ですし、速度制限を受けることはありません。
重いWEBサイトを見る時には少しもっさりとした印象を受けるかもしれません。
UQモバイルのメリットとデメリットを分かりやすく紹介!
当サイトでもイチオシしているのがUQモバイルですし、私も実際に使用しているわけですが、それでもやはりデメリットはあります。
購入してから「失敗した~!」とならないように事前にメリットとデメリットは把握しておきましょう。
まずデメリットから説明しますね。
UQmobileのデメリット5つを徹底紹介
料金やデータ容量などが変化するので要注意
これが一番気づきにくい点かも知れません。
人気のぴったりプランとおしゃべりプランは14ヶ月目以降に1000円アップし、データ通信容量は26ヶ月目以降に半分になります。
またぴったりプランの無料通話時間も26ヶ月以降は半分になります。
26ヶ月目以降にどうなるかを表にまとめるとこんな感じです。
プランS | プランM | プランL | |
月額料金 | 2,980円/月 | 3,980円/月 | 5,980円/月 |
データ容量 | 最大1GB/月 | 最大3GB/月 | 最大7GB/月 |
ぴったりプラン | 最大30分/月 | 最大60分/月 | 最大90分/月 |
おしゃべりプラン | 1回5分以内の国内通話が何度でも無料 |
ちょっと割高感がありますよね。
それでもやはりUQモバイルは非常に安定していて利用価値が高いので、使用したいところです。
月額1,680円で最大3GBまでデータ通信できます。電話は高めになってしまいますが、発信する時だけ「楽天でんわ」や「LaLaCall」を利用すれば格安で電話することが可能です。
1年縛りや2年縛りがある
データ通信SIMの場合には縛りはありませんが、通話無料付きのプランは2年縛り、通話無料無しのプランは1年縛りです。
プラチナバンドの人口カバー率が99%ですので、大手キャリアが使えるような地域ではほぼ使えます。
どうしても気になる方はデータ通信SIMで契約して、電波が使えるか確かめてみるのもありですね。
SIMロック解除が必要な場合がある
これはUQモバイルに限ったことではありませんが、UQモバイルの場合さらに少し注意点があります。
UQモバイルはau回線なので、ドコモやソフトバンクで使用していたスマホはSIMロック解除しなければ使えません。
一方auで使用していたスマホはSIMロック解除しなくても利用できます。
ただし・・・
ここからが注意点ですが、auで使用していたiPhone 6S、iPhone 6S Plus、iPhone SEはSIMロック解除しなければ使用できません。
auで使用していたからといってもSIMロック解除しなければいけない機種があるってのは、あまり気づかない点かも知れません。
クレジットカードでの支払いが必須
ほとんどの格安SIMがクレジットカードでの支払いにしか対応していないという状況で、UQモバイルも例外ではありません。
どうしてもクレカを持つことができない場合には、クレカなしで申込できる格安SIMまとめを参考にしてみてください。
現在は銀行口座振替にも対応しています!
大手キャリアのメールが利用できなくなる
auやdocomo、softbankを解約した時点で、「@ezweb.ne.jp」「@docomo.ne.jp」「@i.softbank.jp」は使用できなくなります。
これはどこの格安SIMでも同じです。
一方で大きなメリットでもあるのですが、UQモバイルでは「@uqmobile.jp」を発行してもらえます。
これは大手キャリアメールと同じ位の質があり、迷惑メールなどに振り分けられにくいという特徴があります。
通常格安SIMの場合はgmailやyahooメールなどのフリーメールアドレスを使用しないといけませんが、その場合迷惑メールに振り分けられて届かないという現象が起こったりします。
それを避けることができ、大手キャリアのメアドと同レベルで使用できるのは大きなメリットでもあります。
UQモバイルのメリット7つを徹底紹介
次にメリットをがっつり紹介していきます。
データ容量の繰り越しや追加購入が可能に
UQモバイルの低額プランだと少ない量(2GBなど)の高速通信容量しか用意されていないので、場合によっては高速データ容量が無くなってしまいます。
なくなるとその月は200kbp以下に制限されるので、ちょっと困りますよね。
以前は追加購入などできないことが大きなデメリットになっていました。
ですが現在では、100MBが200円、500MBが500円で購入可能(使用期限90日)です。
これはいざというときに助かります。
またデータ無制限プラン(最大500kbps)の人も上記の高速通信量(最大225Mbps)を購入できます。
通信速度と安定性が抜群
速度測定のところでも解説しましたが、これが最大の利点だと思います。
通常の格安SIMでは、速いと言われている部類のSIMでもお昼や夕方はかなり遅くなります。
私の場合はそれが結構苦痛でした。
でもUQモバイルは本当に常に安定して速く、大手キャリアを利用していた時と変わらない感じで使用できています。
格安SIMの欠点を見事にカバーしてくれているのはありがたいです。
屋内でも電波が届きやすい
プラチナバンド(800MHz)を利用しているので室内などでも電波が届きやすくなっています。
このプラチナバンドの人口カバー率が99%を超えていると言われていますので、人が住んでいる場所ならほぼどこでもつながるということになります。
データ容量を節約できる
ターボ機能というものを利用できるようになりました。
ONにしておくと最大150Mbps、OFFにすると最大300kbpsになります。しかもOFFの時にはデータ容量を全く消費しないのでかなり節約できます。
メールやLINE、軽いWEB閲覧位であればOFFにしておいても大丈夫です。
必要な時だけONにすることで無駄を省けます。
このON/OFFは会員ページにログインすると表示されます。
音声通話の質が向上するVoLTE対応SIMがある
VoLTEに非対応のSIMの場合、3G回線を使用するため音声通話の質が悪く、場合によってはとぎれとぎれになったりします。
一方VoLTE対応SIMの場合は、LTEを利用して通話できるので音声通話の質がかなり向上します。通話と同時にデータ通信も可能です。
スマホのセット購入がかなりお得
格安SIMを利用するときにスマホも一緒に買い替える人もかなり多いですよね。
通常はスマホ端末代をまるまる支払うので、それが結構な金額になります。
一方UQモバイルの場合は一定の条件が揃えば、マンスリー割という割引を適用してくれて、スマホ代金が実質0円になったりします。
スマホを選んでプランを選択した後、金額が表示されますが「マンスリー割」が書かれているものはそれに該当します。金額の大小はありますが、現状ではほとんどのスマホがマンスリー割になります。
au回線なのにiPhoneでテザリングができる
通常au回線を使用した格安SIMではiPhoneでテザリングができないという欠点があります。
人気上位のmineo(格安SIM会社)のau回線プランではiPhoneでテザリングができないという事で困っている人が結構います。
UQモバイルでテザリングできる機種は公式サイトで公開されていますのでそれをまとめます。
【テザリング可能な機種】
docomo、ソフトバンクの「iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhoneSE」
auの「iPhone6、iPhone6 Plus、iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhoneSE」
シムフリーの「iPhone6、iPhone6 Plus、iPhone6s、iPhone6s Plus、iPhoneSE」
ここに載っていないiPhone7、iPhone7 Plus、iPhone8、iPhone8 Plus、iphoneXに関してはテザリングはできません。
テザリングはできませんが、iPhone7、iPhone7 Plus、iPhone8、iPhone8 Plus、iphoneXをUQモバイルで利用する事は可能です。
au回線を利用してiPhoneでテザリングをしたいならUQモバイルの一択になります。
UQモバイルで売られているスマホ情報
UQモバイルで売られているスマホは以下です。
iPhone SE(128GB)
iPhone 5s
iPhone 6s
HUAWEI P10 lite
HUAWEI P9 lite PREMIUM
HUAWEI nova
HUAWEI nova2
LG X screen
BLADE V770
DIGNOR W
DIGNOR V
DIGNOR A
DIGNOR Phone
ZenFone 3 Ultra
ZenFone 3 Deluxe
ZenFone 3
ZenFone 4 Selfie Pro
ZenFone 4
Alcatel SHINE LITE
Alcatel IDOL 4
arrows M03
arrows M04 PREMIUM
AQUOS L
AQUOS L2
AQUOS sense
UQモバイルでスマホを買うならおススメは?
iPhoneシリーズは鉄板でおススメ!
安定感が抜群ですし、セキュリティなどもしっかりしています。
iPhone6sも売られており、マンスリー割で安くなります。
iPhoneSEは見た目は5sと同じですが性能は6sレベルになっており、非常に高性能です。こちらもマンスリー割が適用され格安で購入可能です。
アンドロイドで高性能ならZenfone3シリーズ
アンドロイドで高性能なものが良ければZenfone3シリーズです。画面の大きさの違いなどでDeluxなどがありますが、Zenfone3が一番万人受けするのではないかと思います。
メーカー:ASUS
端末料金:37,584円(一括の場合)
重量:約144g
画面:5.2インチ 1920×1080のフルHD
メインカメラ:1600万画素
バッテリー容量:2650mAh
おサイフケータイやワンセグなども使用したいならarrow M03
FUJITSUが販売しているので日本独自のサービスにも対応しています。
おサイフケータイなどが手放せない方はこれがおすすめです。
メーカー:FUJITSU
端末料金:36,504円(一括の場合)
重量:約141g
画面:5.0インチ HD
メインカメラ:1310万画素
バッテリー容量:2580mAh
UQモバイルは当サイトでもイチオシしているように、かなりおすすめの格安SIMです。
大満足の速度だけではなく、最近は他社にまけないようユーザー目線でのサービスが増えてきています。
私の場合、使用していて不満を感じることがありません。