SkyLink Mobileは、ドコモ回線の格安SIMです。
3つのプランが展開されていて、それぞれになんらかの制限がある代わりにドコモ等のキャリアと比べて安価に通信を利用できるのがSkyLink Mobileの特徴です。
この記事の見出し(ジャンプできます)
skylinlk Mobileは、エレコムのデータ通信用格安SIM
SkyLink Mobileは、エレコムが展開している格安SIMです。エレコムというと、PCの周辺機器などで有名な会社ですよね。
マウスやキーボードなど、気づかないうちにエレコムの製品を使っている方も多いでしょう。そのため会社としては信頼できますね。
変わっているのは、SkyLink Mobileはデータ通信専用SIMのみで展開されていること。電話回線を利用した音声通話に対応していません。
ただし専用のアプリをセットで契約することで、安価なIP電話アプリを使って通話できるしくみです。
skylink Mobileの3つのメリット
まずはSkyLink Mobileを契約するメリットとSkyLink Mobileで出来ることについて解説します。
セットで契約できるIP電話アプリで通話もできる
SkyLink Mobileでは、SMS対応SIMの月額料金に+180円で「SkyLink Phone」というIP電話サービスを利用できます。
IP電話は通常の電話回線を使った電話に比べて通話音質など品質面で劣ることに注意が必要ですが、その分安く通話できます。
デメリットを理解した上で使うなら、活用できますよ。
iPhoneでも使えると公式に謳われている
SkyLink MobileでiPhoneはセット購入できませんが、公式にiPhoneで使えると謳われています。
対応するOSのバージョンなどの情報が公式サイトに記載されているので、iPhoneユーザーでSkyLink Mobileの利用を検討している人は自分の端末で使えるかチェックしましょう。
3つのプランで、用途に合わせて使える
SkyLink Mobileには3つのプランがあります。
・300kbps使い放題のフリーデータコース
・1日110MB使えるデイリーコース
・4GBを1ヶ月かけて使えるマンスリーコース
自分の使い方に合わせてプランを選択できるのは、メリットと言えるでしょう。
skylink Mobileの3つのデメリット
SkyLink Mobileは変わった格安SIMですので、便利に使える人は限られます。
さらに契約前に確認しておきたいデメリットもいくつかあるので、事前に必ずチェックしておきましょう。
音声通話対応SIMが選べない、メイン回線として使うのには不向き
SkyLink Mobileでは、音声通話対応SIMを選んで契約できません。提供自体されていないので、SkyLink Mobileはデータ通信専用SIMかSMS対応のデータ通信専用SIMの2択です。
メイン回線として使う場合、通常の音声通話が使えないSkyLink Mobileは不利です。
SkyLink Phoneで050の電話番号を使い通話することはできますが、利便性では通常の音声通話にどうしても劣ります。
マンスリーコースやフリーデータコースの制限が厳しめ
元々速度や通信量に制限があるマンスリーコースやフリーデータコースですが、それだけではありません。
月4GBのマンスリーコースは、直近3日間で366MB以上通信した場合翌日は速度が100kbpsに制限されてしまう「場合」があります。
300kbpsで使い放題のフリーデータコースは、3日につき450MB以上通信した場合に翌日の速度が100kbpsに制限される「場合」があります。
それぞれ条件に当てはまったからといって必ず制限されるわけではありませんが、使いすぎには要注意ですね。
速度やサービス内容に関する評判が皆無
評判について調査を行いましたが、SkyLink Mobileを実際に契約して使っている!という人の声はほとんど見受けられませんでした。
評判を見かけないということは利用者が少ないとも考えられるので、快適に使える可能性は十分にあります。
しかし実際に契約してみなければ、最終的にどんな通信速度なのか、そしてサービス内容の使い勝手もわかりません。
SkyLink Mobileはじっくりサービスや料金について調査・理解し、速度が遅いなど万が一イマイチである可能性についても考えた上で契約するのがおすすめです。
まとめ
SkyLink Mobileはデータ通信用SIMのみの契約となり、さらにそれぞれのプランに直近1〜3日間における通信量の制限があるため、比較的気をつけることの多い格安SIMです。
評判も少なく、契約してみなければ実際の使い勝手はわかりません。じっくり検討し、サービス内容に納得した上で契約しましょう。