ドコモ回線の格安SIMであるスマモバ。ウェブサイト上での契約とスーパー等での店舗契約の両方を積極的に展開しているのが、スマモバの特徴です。
今回はスマモバを検討している人のために、メリットとデメリットを詳しく解説します。
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スマモバとは?
スマモバは、スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社が展開している格安SIMです。
スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社は平成19年に設立された会社です。
格安SIMの中でも特殊な立ち位置で、どちらかというとネットでの契約よりスーパー等で窓口を展開して店舗契約を盛んに進めています。
スマモバの2つのメリット
まずはスマモバのメリットをチェックしていきましょう。
変わったプランが多数展開されている
スマモバでは、以下のような変わったプランが多数展開されています。
・LTE使い放題プラン
・深夜1時から17時まで使い放題のPREMIUM PLAN
・深夜1時から朝9時まで使い放題のNIGHT PLAN
・25GB通信できるスマートリッチ25プラン
プランの多様性は、メリットと言えますね。
ただしこれらのプランには、注意点もあります。詳しくは、デメリットの項目で説明します。
端末販売に積極的
スマモバはスマートフォンやタブレット、モバイルルーターといった端末のセット販売にも積極的。
iPhone6も販売されているなど、他社では買えない珍しい端末も取りそろえられていますね。
ただし、端末購入時には注意点があります。こちらもデメリットの項目で、詳しく解説します。
スマモバの8つのデメリット
ここからは、スマモバのデメリットや注意点などを解説します。
スマモバは契約前に確認しておかなければ損をする注意点がたくさんあるので、しっかり読んでから検討してみてください。
スマモバの使い放題プランは時間設定や通信量制限が厳しい
まずスマモバの使い放題プラン3種類ですが、いずれも内容は厳しめです。
また通常の使い放題プランについても、実は直近3日間にだいたい3GB以上通信していると速度制限がかかります。
スマモバで各種プランを契約する際は、注意事項をしっかりチェックしておく必要がありますね。
最低利用期間が24ヶ月と長い
スマモバは最低利用期間が24ヶ月の格安SIMです。これも厳しめのサービス内容ですね。
その間ずっと無料で解約できないのは、サービスが変化しやすい格安SIMにとって大きなデメリットです。
端末が分割購入の3年契約と、長すぎる
スマモバでは、確かに様々な端末を購入できます。
わざわざスマモバで購入するよりも、家電量販店や中古ショップからクレジットカードで分割購入した方が支払期間も短く済むことになります。
スマモバで端末を購入するとSIMカードの契約が24ヶ月間なのに端末は36回払いということで、余計な支払いなしで解約するには3年待たなければいけません。
スマモバを契約するなら、SIMカードのみでの契約がおすすめですね。
スマートコールは他社に比べて割引きが渋い
スマモバでは、通話料金を20%オフにできるスマートコールを利用できます。
しかし楽天モバイルやIIJmioなど、他社では通話料金を半額にできるオプションサービスが展開されています。
たった20%しか通話料金が安くならないのは、どちらかというとデメリットに挙げられますね。
1分かけ放題のスマート通話定額60は使い勝手が悪い
スマモバでは月額398円で、1分かけ放題が利用可能です。
使い勝手が悪く、またかけ放題といっても実は1日50回までという制限あり。厳しい仕様です。
注意事項を個別のページでまとめて説明しているなど、公式サイトも不親切さが目立つ
スマモバのデメリットは、全体的にユーザーに対する不親切さによるものが多いです。
公式サイトも不親切で、速度制限に関する内容など事前にユーザーが知っておく必要がある情報をプランの説明ページとは別の「注意事項」にまとめて表記しています。
これが読む人にとって見つけにくくなっています。非常に重要な内容なので、契約前に知っておくべき情報だと思います。分かりやすい場所にしっかり書いてあれば信頼性もあがると思うのですが。
全体的にユーザーに対して厳しいサービス内容で、不評意見が多い
スマモバの評判をSNS等でチェックしてみましたが、概ね不評でした。
やはりサービス内容のわかりづらさが原因で、契約してからデメリットを知って頭を抱えている人の声が目立ちます。
通信速度も不評
通信速度に関する評判も、不評な意見が目立ちました。時間帯によって回線が混雑し、速度が低下します。
通信速度についても、ある程度妥協が必要となるでしょう。
まとめ
今回はスマモバのメリット・デメリットをまとめました。
スマモバのサービスは、全体的に説明が不親切。事前に公式サイトの説明をくまなく読み、わからないことを一切なくした状態で申し込むことが大事です。
よくわからないと感じた場合は、他社を検討した方が良いでしょう。