楽天モバイルの解約は電話もしくはインターネットから可能です。契約しているSIMカードタイプによって方法が異なるのでややこしいですが、手続き自体は簡単です。
今回は楽天モバイルを解約する方法と注意点について詳しく解説します。
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楽天モバイルの解約方法
楽天モバイルの解約方法は契約しているのが通話SIMかデータSIM(050データSIM含む)かで異なります。
データSIM(050データSIM含む)の場合
楽天モバイルのデータSIM(050データSIM含む)の解約は会員専用ページ「メンバーズステーション」から行えます。
「会員メニュー」→「登録情報・設定変更」→「楽天モバイル解約申請」から手続き可能です。
通話SIMの場合
通話SIMの解約は楽天モバイルカスタマーセンターへ連絡することで可能です。データSIMのようにネットから解約することはできません。
解約する際にはSIMカード台紙裏面に記載されている15桁のSIM番号と契約中のSIM電話番号が必要なので、あらかじめ手元に用意しておきましょう。
MNP転出で他社に乗り換える場合
楽天モバイルは電話番号をそのままで他のキャリアへ乗り換える「MNP」に対応しています。楽天モバイルで使っていた電話番号を引継ぎたい場合はMNP転出を利用しましょう。
MNP転出をするには楽天モバイルからMNP予約番号を取得する必要があります。
発行したMNP予約番号を利用して他社への乗り換えが完了すると、楽天モバイルは自動的に解約となります。
MNP転出を利用して他社に乗り換える際はMNP転出手数料3,000円がかかります。ただし、MNP予約番号を発行しても他社への転出が完了していない場合はキャンセルとなり、MNP転出手数料はかかりません。
楽天モバイルを解約する際の注意点
当月解約の締め切りは毎月15日
楽天モバイルの当月解約の締め切りは毎月15日となっています。15日までに申し込んだ場合は当月末で解約され、16日以降に解約を申し込んだ場合は翌月末に解約されます。
解約が翌月末になると1ヶ月無駄に契約することになり、その分の月額料金も支払わないといけなくなります。
データSIMの場合はWeb上で24時間いつでも手軽に解約できるので問題ありません。通話SIMの場合は電話で解約なので、カスタマーセンターの受付時間に気を付ける必要があります。
なお、MNP転出で他社に乗り換えた場合は、他社へのMNP転入手続きの完了日がサービス終了日となり、解約月となります。
契約内容によっては違約金がかかる
楽天モバイルを解約すると違約金がかかる可能性があります。
組み合わせプランの通話SIMには12ヶ月の最低利用期間があり、それを過ぎるまでに解約すると9,800円の違約金がかかります。
また、スーパーホーダイの場合は最低利用期間を12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月から選択でき、それによって違約金の金額が異なります。
最低利用期間 | 違約金 |
12ヶ月 | 9,800円 |
24ヶ月 | 1年目解約:19,800円
2年目解約:9,800円 |
36ヶ月 | 1年目解約:29,800円
2年目解約:19,800円 3年目解約:9,800円 |
さらに、楽天モバイルでは多種多様なキャンペーンを実施していますが、キャンペーンによっては独自の最低利用期間と違約金が設定されていることがあります。
そういったキャンペーンを利用した場合はデータSIMでも違約金が発生することがあるので、事前に契約内容をしっかり確認しておきましょう。
SIMカードは返却しないといけない
楽天モバイルを解約した後は、SIMカードを返却する必要があります。返却先は楽天モバイルの申込種別によって異なります。
申し込み種別はメンバーズステーションの「ご契約様情報」から確認できます。
申し込み種別が 006,007の場合の返却先
〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル SIM返却係
申し込み種別が 008,009の場合の返却先
〒338-0824 埼玉県さいたま市桜区上大久保303-1
物流センターSIM返却係
解約月の料金は日割り計算されない
楽天モバイルでは解約月の料金が日割り計算されません。
ただし、さきほども述べた通り当月解約の締め切りは15日なので、15日までには必ず解約の申し込みをするようにしましょう。
まとめ
ここまで楽天モバイルの解約方法と注意点を解説しました。解約方法自体は簡単ですが、契約しているSIMカードのタイプによって解約方法が異なるため間違えないようにしましょう。
また、解約する際は違約金が発生しないかどうかをしっかり確認しましょう。とくにキャンペーンを利用して契約した場合は通常とは異なりデータSIMにも最低利用期間が設定されていることがあるので注意が必要です。