mineoでは契約後にデータ通信量を変更したり、データ通信専用SIMから音声通話SIMに変更したりすることができます。また、他の格安SIMとは異なりauとドコモの2つの回線に対応しているので、回線の変更も可能です。
そこで今回はmineoのプラン変更の方法と注意点をまとめました。
この記事の見出し(ジャンプできます)
mineoにおけるプラン変更・タイプ変更・コース変更の違い
一般的な格安SIMでは「プラン変更」というとデータ通信量の変更を指しますが、マルチキャリアのmineoでは少し意味が違います。他にもタイプ変更、コース変更という言葉が出てきて間違いやすいです。
これら3つの変更の意味をまとめると以下の通りです。
・プラン変更:AプランとDプランの間での相互変更
・タイプ変更:シングルタイプとデュアルタイプの間での相互変更
・コース変更:データ通信量の変更
mineoのプランにはドコモ回線を利用する「Dプラン」とau回線を利用する「Aプラン」の2つがあります。
mineoにおけるプラン変更は、DプランからAプランまたはAプランからDプランへ変更することを意味します。
タイプ変更はシングルタイプ(データ通信専用SIM)とデュアルタイプ(音声通話機能付きSIM)の間で相互に変更することを意味します。
そしてコース変更がデータ通信量の変更、つまり一般的な格安SIMで言う「プラン変更」に当たります。
mineoのプラン変更・タイプ変更・コース変更の方法
mineoではプラン変更、タイプ変更、コース変更のいずれもマイページから行います。
マイページの「ご契約サービスの変更」にある「基本データ容量変更お申し込み」でコース変更が、「タイプ変更(音声通話あり⇔なし)でタイプ変更が、「プラン変更(Aプラン⇔Dプラン)でプラン変更が可能です。
プラン変更およびタイプ変更の場合はSIMカードを交換する必要があり、2,160円の変更事務手数料がかかります。また、変更と同時に端末を購入することも可能です。
コース変更はSIMカードの交換は不要で、手数料も無料です。
mineoのプラン変更・タイプ変更・コース変更の注意点
コース変更を申し込めるのは毎月1日~25日まで
mineoのコース変更が申し込めるのは毎月1日~25日までです。26日~月末は申し込むことができないので、25日を過ぎるとコース変更の申し込みが翌月になり、実際にコース変更が適用されるのは翌々月になってしまいます。
プラン変更とタイプ変更の場合は新しいカードが来るまでは電話などができない
プラン変更およびタイプ変更をした場合は、変更手続きの審査が完了するとそれまで使っていたSIMカードが使えなくなります。
つまり、新しいSIMカードが来るまでは電話やデータ通信ができなくなるので気を付けましょう。
ただし、プラン変更をした後も同じ電話番号を利用する場合は、利用できないのは回線切り替え中のみと短いです。
MNPを伴う変更の際はMNP元のSIMカードはぎりぎりまで使える
mineoでは、シングルタイプからデュアルタイプに変更する際にMNPで他社の電話番号を引継いだり、すでにデュアルタイプ契約を結んでいる状態でMNPを利用し、他社の電話番号を引継いだりすることができます。
この場合、それまで使っていたmineoのSIMカードは変更手続きの審査が完了すると使えなくなりますが、MNP元のSIMカードは新しいSIMカードが届いて回線切り替えをするまでは利用できます。
新しいSIMカードが来るまでは、MNP元のSIMカードを使って乗り切るようにしましょう。
プラン変更をするとそれまで使っていた端末が使えなくなる可能性がある
AプランとDプランでは利用している回線が異なるので、当然使える端末も異なります。
どのプランでどの端末が使えるかは、mineoの公式サイトの動作確認端末一覧に掲載されています。
プラン変更をする場合は必ず動作確認端末一覧で自分の端末が使えるかどうかを確認しましょう。
・動作確認端末一覧(Dプラン):http://mineo.jp/device/devicelist/docomo/
・動作確認端末一覧(Aプラン):http://mineo.jp/device/devicelist/au/
なお、プラン変更の際は同時に端末を購入することもできるので、変更先のプランでは今の端末が使えない場合は、そのまま購入しても良いでしょう。
まとめ
mineoはマルチキャリア対応ということもあり、他社よりもプラン変更が複雑になっています。そもそも他社で言うプラン変更はコース変更という名前になっていますし、プラン変更、タイプ変更と合わせて3種類も呼び名があるので、間違えないようにする必要があります。
手続き自体はいずれもマイページで簡単に行えます。ただし、コース変更は毎月25日までと決まっていますし、プラン変更とタイプ変更ではSIMカードの交換により手数料と不通期間も発生するといった注意点があるので気を付けましょう。