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mineo(マイネオ)の通信速度制限について徹底解説!制限中でもできる事など

mineoでは月間のデータ通信量以上の通信を行うか、直近3日間で6GB以上の通信(Aプランのみ)を行うと速度制限にかかります。

SIM君
速度制限にかかると最大通信速度が200kbpsに制限されてしまうので、できれば避けたいところだよね。

今回はmineoで速度制限にかかる条件や解除する方法などについて詳しく解説します。

mineoには速度制限がある

mineoではLTEによる高速通信が楽しめますが、使い方によっては速度制限がかけられることがあります。

速度制限がかかると最大通信速度が200kbpsと遅くなるため、出来るだけ速度制限にかからないようにしないといけません。

mineoで通信速度が制限される条件

mineoで通信速度が制限される条件は大きく分けて以下の3つです。

・月間のデータ通信量を使い切る

・直近3日間で6GB以上利用する(Aプランのみ)

・mineoスイッチアプリもしくはマイページから高速通信をオフにする

 

月間のデータ通信量を使い切る

もっとも単純なのがプランごとに決められているデータ通信量をすべて使い切ってしまうケースです。

mineoを契約する際は3GBや10GBといった容量プランを選択して契約しますが、契約したデータ通信量以上の通信を行うと速度制限がかかります。

月間のデータ通信量を使い切ってしまった場合、翌月まで速度制限がかかり、最大通信速度が200kbpsになってしまいます。

直近3日間で6GB以上利用する(Aプランのみ)

au回線を利用するAプランに限り、直近3日間で6GB以上の通信を利用すると翌日に速度制限がかかります。直近3日間の速度制限にはデータ通信量の残量は関係ありません。

例えば20GBを契約している人が3日間で7GBの通信を行うと、データ通信量は13GB残っていますが、直近3日間の速度制限が適用され、一時的に速度制限がかかります。

SIM君
なお、この制限はmineoが決めているのではなく、回線元であるauが決めているんだ。

したがって、mineoだけでなくUQモバイルIIJmioといった他のau系格安SIMでも同様の制限があります。

短期間に大容量のデータ通信を使う人はAプランではなくDプランを利用しましょう。

鬼娘
マイネオのDプランには3日間の速度制限はないのね。

mineoスイッチアプリもしくはマイページから高速通信をオフにする

mineoでは高速通信の「オン/オフ」を任意のタイミングで切り替えることができます。

専用アプリ「mineoスイッチ」もしくはマイページから高速通信をオフにすると速度制限がかかります。

SIM君
なぜわざわざ自分から速度制限をかけるのか不思議に思うよね。

高速通信をオフにしている間はデータ通信量が一切消費されず、無駄に使ってしまうのを防げるからです。

普段は低速にしておき、大量のデータ通信を使う時だけ高速通信をオンにすることで、賢くデータ通信量を節約できます。

速度制限中でもできること・できないこと

速度制限にかかると最大通信速度が200kbpsとかなり遅くなりますが、具体的にどういったことならできて、どういったことはできないのでしょうか。

速度制限中にできること

まず、速度制限中でもできることとしては以下のようなものが挙げられます。

・テキスト中心のウェブサイト閲覧

・メールの送受信

・LINEのトークや音声通話

・IP電話アプリによる音声通話

・SNSの閲覧および投稿(動画・画像は除く)

・カーナビアプリおよび地図アプリ

・音楽ストリーミングサービス

・ゲームアプリのプレイ

 

こうしてみると、意外とたくさんのことができるのが分かりますね。

SIM君
というのも、mineoは速度制限時も最初の読み込みだけ高速通信が使える「バースト転送」に対応しているからなんだ。

そのため、やり取りするデータ容量が軽いテキスト中心のウェブサイト閲覧やメールの送受信、SNS、LINEのトークや音声通話であれば問題なく利用できます。

音楽ストリーミングやカーナビアプリも、高速通信時よりも読み込みは長くなりますが十分快適に利用できます。ゲームアプリもあらかじめダウンロードさえしておけば問題なくプレイできます。

速度制限中には厳しいこと

逆に、速度制限中にできないこととしては以下のようなものが挙げられます。

・YouTubeなどの動画サイトで動画視聴

・LINEのビデオ通話

・アプリのダウンロードおよびアップロード

やはり動画視聴やビデオ通話のような動画を扱うコンテンツは大容量のデータ通信が発生するため、制限中は難しいです。

アプリのダウンロードおよびアップロードも、アプリによってはダウンロードファイルサイズが大きいため制限中は時間がかかります。

ブラウジングやSNS、LINEくらいしか使わないのであればあまり気にしなくても良いかもしれませんが、動画視聴やアプリのダウンロードを利用したいという人はなるべく速度制限は避けないといけませんね。

速度制限を解除する方法

mineoスイッチアプリもしくはマイページから高速通信をオフにして速度制限をかけた場合は、もう1度高速通信をオンにすることでいつでも速度制限を解除できます。

では、月間のデータ通信量を使い切って、もしくは直近3日間で6GB以上利用して速度制限にかかった場合、速度制限を解除するにはどうすればよいのでしょうか。

解除されるのを待つ

速度制限を解除するための一番基本的な方法は解除されるのを待つことです。

月間のデータ通信量を使い切った場合は翌月に解除されます。

また、直近3日間で6GB以上のデータ通信を利用した場合、制限がかかるのは当日中だけなので、1日待てば解除されます。

 

すぐに解除したい場合は容量チャージやフリータンクで高速通信量を増やす

速度制限は待っていればいずれ解除されます。しかし、場合によっては解除されるまでかなり時間がかかることもあります。

例えば、12月9日に今月のデータ通信量を使い切ってしまった場合は残りの3週間ほどを低速で過ごさないといけないので不便です。

そういった時は「容量チャージ」や「フリータンク」を利用して高速通信量を増やしましょう。

 

容量チャージでは100MB/150円で高速通信量を追加できます。一度に購入できるのは最大1GB(100MB×10回)、1ヶ月のチャージ上限は15GBとなっています。

有料ではあるものの、速度制限中にチャージすればその時点で制限が解除されるので、どうしても高速通信を使いたい時や月初めに制限がかかったときなどにうまく活用しましょう。

フリータンクはmineoのユーザーでデータ通信量を共有する仕組みです。

mineoユーザーであれば誰でも自由に余ったデータ通信量を預けたり、逆にデータ通信量が足りないときにフリータンクからデータ通信量をもらったりできます。

引き出せるデータ通信量は月に1GBまでと決まっていますが、容量チャージと違って料金は一切かかりません。データ通信量が足りないときは、積極的にフリータンクを活用しましょう。

直近3日間の制限中は容量チャージやフリータンクを使っても解除されない

注意したいのは、容量チャージやフリータンクでデータ通信量を増やし、速度制限が解除できるのは月間のデータ通信量を使い切った時のみです。

直近3日間の制限中は容量チャージやフリータンクで容量を増やしても、制限が解除されません。
SIM君
直近3日間の制限を解除するには翌日まで待つしかないので気を付けよう。

まとめ

今回はmineoの速度制限について解説しました。mineoでは月間のデータ通信量を使い切る、もしくはAプランで、直近3日間で6GB以上の通信を行うと速度制限がかかります。

速度制限中は最大通信速度が200kbpsになり、動画の視聴やアプリのダウンロードといったことができなくなるので気を付けましょう。

ただ、メールやLINE、SNSといった軽い用途であれば制限中でも十分可能です。mineoでは高速通信をオフにして自発的に制限をかけられるので、上手く活用してデータ通信量を節約することもできます。

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