LINEモバイルとTONEは、どちらもキャリアからの乗り換えで月額料金を大幅に節約できるいわゆる「格安SIM」です。
今回は、LINEモバイルとTONEを徹底比較します。どちらを契約するべきなのか、悩んでいる方は参考にしてみてください。
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LINEモバイルとTONEはドコモ回線の格安SIM
LINEモバイルもTONEも、ドコモから回線帯域の一部を借りているのが特徴のMVNOです。
ドコモユーザーなら、スムーズに乗り換えることができるでしょう。
しかしそれ以外は正反対と言っていいくらい、共通点がありません。
料金プランは全く異なっている
TONEの料金プランは、基本的に月額1,000円(税抜)のデータSIM1種類だけ。電話はIP電話で行うしくみです。
LINEモバイルは1〜10GBまでのプランがあり、データSIM(LINEフリープランのみ)、SMS対応SIM、音声通話SIMで契約できます。
プランのシンプルさではTONEが圧倒的に有利ですが、自由度の高さではLINEモバイルの方が上ですね。
どちらも利用者からの評判は良い
LINEモバイルもTONEも、利用者からの評判が良いことが特徴に挙げられます。
TONEの場合、仕様上色々と気をつけたい点もあるのですが、それでも不満があまり上がっていないのはおそらくその仕様に気づかない使い方をする人が多いからでしょう。
後ほど詳しく解説しますが、SNSを使う機会が多い既存のスマホユーザーならLINEモバイル、初めてスマホを使う子供やお年寄りにはTONEの契約がおすすめですね。
通信速度ではLINEモバイルが圧倒的に有利
通信速度は、TONEだと高速チケットを300円で購入しない限り常時500〜600kbpsに制限されています。
しかしLINEモバイルだと、回線が混雑していない限りは高速通信が可能です。平日のお昼や夜は速度がちょっと下がりがちですが、それ以外は10Mbps以上出る機会も多いでしょう。
どちらも子供の見守り系サービスに強い!
LINEモバイルでは、無料で子供の見守り・フィルタリング機能がある「i-フィルター」を利用できます。
TONEでも、無料でTONEファミリーの見守りサービスを利用可能です。
子供の見守り系サービスに強いのは、LINEモバイルとTONEの魅力と言えるでしょう。
LINEモバイルを選ぶ2つのメリット
LINEモバイルには、TONEにはないメリットがたくさんあります。
まずはLINEモバイルを選ぶメリットをチェックしていきましょう。
LINEの年齢認証ができる!
LINEモバイルでは、LINEの年齢認証に対応しています。専用の利用コードを使うことで、年齢認証ができるしくみです。
年齢認証をすると、ID検索機能が解放されます。友達をIDで検索して追加できるのが便利です。
LINEを活用する機会が多い人は、LINEモバイルに乗り換えた方がお得度は高いと言えますね。
SNS使い放題のカウントフリー
LINEモバイルは、SNS使い放題の格安SIMです。
コミュニケーションフリープランで契約すれば、それだけでLINE、ツイッター、Instagram、Facebookといったアプリが使い放題になります。
低速状態になっている速度制限中でも、これらのアプリに関しては高速通信が可能です。
SNSを使う機会が多いスマホのヘビーユーザーなら、LINEモバイルを選んだ方が快適でしょう。
TONEを選ぶ2つのメリット
TONEを選ぶメリットもたくさんありますが、LINEモバイルと共通していない部分だと主に2点のメリットがありますね。
サポートの充実度が高い!
TONEは、格安SIMの中でもサポートの充実度が高くなっています。
- 電話
- TSUTAYAの対応店舗
これらでサポートを受けられます。特に嬉しいのは実店舗で対面のサポートを受けられることでしょう。
LINEモバイル以外も含めて、格安SIMの多くは対面でのサポートを受けられません。
端末がセットなので始めやすい
LINEモバイルと違い、TONEは端末がセットになっていることも特徴です。契約時に、必ずTONE端末を購入することになっています。
まとめ
LINEモバイルは、SNSが使い放題になるのが嬉しいですね。既にキャリアでスマホをバリバリ使いこなしているなら、TONEよりも圧倒的に便利に使えるでしょう。
反対にこれが初めてのスマホなら、TONEなら端末もセットで契約することになるので安心度が高いですね。
TONEはサポートも充実、子供の見守り機能もあるので家族の誰かが初めてスマホを持つことになったら検討してみてはどうでしょうか。