ドコモなどの大手キャリアは海外でもそのまま利用することができましたが、格安SIMであるOCNモバイルONEも国際ローミングに対応しており、海外で利用できます。
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OCNモバイルONEは国際ローミングで海外でも使える!
OCNモバイルONEは国内だけでなく海外でも使えます。
オプションとして「国際ローミング」が用意されており、海外でもそのまま電話やSMSを利用できます。
国際ローミングの料金
OCNモバイルONEの国際ローミングの料金は以下の通りです。
月額料金 | 無料 |
通話料 | 滞在先による |
SMS送信料 | 100円~170円 |
SMS受信料 | 無料 |
国際ローミングによる通話料は滞在先によって異なります。細かい料金はドコモのホームページから確認できます。事前に自分の行く国ではいくらなのかを把握しておきましょう。
対応エリア・通話料・通信料を調べる:https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/area/index.html
OCNモバイルONEを海外で使う際の3つの注意点
データ通信はできない
OCNモバイルONEの国際ローミングは音声通話とSMSの送受信のみ可能で、データ通信はできません。
データ通信を利用したい場合はプリペイドSIMを購入するなどの対策が必要です。
通話料が高額になる可能性がある
国際ローミング中の通話料は国内での通話料と比べるとかなり高いです。そのため長時間電話をすると通話料が高額になります。
OCNモバイルONEでは国際ローミングの利用停止目安額が50,000円/月となっていますが、サービス運用上の都合により上限を超えても制限されない可能性もあります。
着信時も着信料が発生する
国内通話の場合、通話料がかかるのは発信側だけで、着信については何度でも無料です。
ところが国際ローミング中は着信した際も着信料が発生します。
こちらから電話をかけず、相手からの着信ばかりだとしても通話料がかかるので注意してください。
IP電話アプリ「050 Plus」を利用すれば海外でも格安で電話ができる
国際ローミング中は国内通話よりも通話料が高く、着信時も着信料がかかるので、電話代がかなり高くなる可能性があります。
海外でも安く電話をしたい場合はOCNモバイルONEを手掛けるNTTコミュニケーションズが提供している「050 Plus」を使うのがおすすめです。
ただ、050 Plusは電話回線ではなくインターネット回線を利用します。そのためデータ通信が必要になりますが、OCNモバイルONEは海外ではデータ通信ができません。
海外でもデータ通信を利用するには?
OCNモバイルONEは海外ではデータ通信ができないため、海外でもデータ通信や050 Plusを使いたい場合は以下のような対策が必要です。
・現地でプリペイドSIMを購入する
・Wi-Fiルーターをレンタルする
・無料のWi-Fiスポットを利用する
プリペイドSIMは契約不要で利用できる使い捨てのSIMカードで、SIMフリースマホであれば現地のコンビニや空港で購入して使うことが可能です。
Wi-FiルーターはプリペイドSIMよりも料金が高いことが多いですが、複数の端末を同時に接続できるというメリットがあります。
無料のWi-Fiスポットは便利ですが使える場所が限られますし、セキュリティ的な問題もあります。プリペイドSIMもWi-Fiルーターもないときだけ利用しましょう。
まとめ
OCNモバイルONEは標準で国際ローミングに対応しており、海外でも電話やSMSが利用できます。しかし、通話料が高く着信時の着信料もかかるため、電話のし過ぎには注意が必要です。
NTTコミュニケーションズのIP電話サービス「050 Plus」を使えばお得に通話ができますが、OCNモバイルONEは海外ではデータ通信ができないのでそのままでは050 Plusは使えません。
海外でもデータ通信を利用したい場合はプリペイドSIMを購入するか、Wi-Fiルーターをレンタルしましょう。