OCNモバイルONEはデータ容量繰り越しに対応しており、余ったデータ容量を無駄なく利用できます。
今回はOCNモバイルONEの繰り越しについて徹底的に解説します。
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OCNモバイルONEはデータ容量の繰り越しに対応している
OCNモバイルONEは余ったデータ容量を翌月または翌日に繰り越して利用できる「データ容量繰り越し」に対応しています。月次コースはもちろん、日単位でデータ容量が割り当てられる日次コースも繰り越しに対応しています。
データ容量繰り越しがあれば余ったデータ容量を無駄なく使うことが可能です。
また、翌月たくさんデータ容量を使う予定がある場合は、今月のデータ容量を節約することで翌月使えるデータ容量を増やすことができます。
繰り越し容量の利用期限と上限
OCNモバイルONEのデータ容量繰り越しには利用期限があります。コースごとの利用期限は以下の通りです。
コース | 繰り越し容量利用期限 |
110MB/日コース | 翌日まで |
170MB/日コース | |
3GB/月コース | 翌月末まで |
6GB/月コース | |
10GB/月コース | |
20GB/月コース | |
30GB/月コース | |
500kbpsコース(15GB/月) | 繰り越しなし |
利用期限は日次コースの場合は翌日まで、月次コースの場合は翌月末までと決まっています。利用期限を過ぎると繰り越した容量はなくなってしまうので、それまでに使ってしまいましょう。
また、繰り越せるデータ容量の上限は契約しているプランの容量と同じです。例えば110MB/日プランの場合は最大110MBまで繰り越されますし、3GB/月プランの場合は最大3GBまで繰り越されます。
通信容量は繰り越し容量から消費される
繰り越し容量がある状態でデータ通信を行うと、繰り越し容量から先に消費されます。
例えば、110MB/日プランを契約していて、50MBしか利用しなかったとします。すると残りの60MBは繰り越され、翌日は合計で170MBのデータ容量が使える状態になります。
その状態でデータ通信を行うと、繰り越した60MBから順に消費していきます。もし60MB以上のデータ通信を行わなかった場合は残った繰り越し容量は消えてしまいますが、今日の残りのデータ容量110MBはすべて翌日に繰り越されます。
また、容量チャージで追加した容量がある場合は、有効期限が短いものから消費されていき、有効期限がすべて同じ場合は繰り越し容量を最初に消費し、その次に追加した容量が消費されます。
コース変更時も繰り越される
OCNモバイルONEでは契約後も無料でコース変更ができます。このコース変更をした際にも、データ容量が余っている場合は繰り越しが行われます。
ただし、どのコースからどのコースへ変更するかによって利用期限が異なります。
現在のコース | 変更後のコース | 利用期限 |
日次コース | 月次コース | 当月末日 |
月次コース | 日次コース | 当月1日 |
日次コース | 500kbpsコース | 当月末日(最大通信速度は500kbps) |
月次コース | ||
日次コース | 日次コース | 当月1日 |
月次コース | 月次コース | 当月末日 |
繰り越し容量は「OCNモバイルONEアプリ」から確認できる
OCNモバイルONEには専用の公式アプリ「OCNモバイルONEアプリ」が用意されています。このアプリではデータ通信の利用量や残容量を確認できますが、繰り越し容量の残量や期限も確認できます。
繰り越した容量を無駄なく使うためにも、積極的にOCNモバイルONEアプリを使っていきましょう。
データ容量繰り越しの注意点
500kbpsコースのデータ容量は繰り越されない
OCNモバイルONEのコースのうち、500kbpsコースだけはデータ容量繰り越しに対応していません。
500kbpsコースは通信速度が500kbpsと遅い代わりに、15GBという容量を安く利用できるコースです。速度よりもデータ容量を重視する人にとってはかなりお得なコースですが、データ容量が余っても繰り越されません。
たくさんデータ容量が余ると無駄になってしまうので、500kbpsコースではなるべくデータ容量を使い切るようにしましょう。
プリペイドSIMはデータ容量繰り越しの対象外
OCNモバイルONEでは使い切りタイプの「プリペイドSIM」も用意されています。
契約不要で気軽に使えますが、こちらもデータ容量繰り越しの対象外です。
まとめ
OCNモバイルONEはデータ容量の繰り越しに対応しており、余ったデータ容量も無駄なく利用できます。月次コースだけでなく日次コースもデータ容量の繰り越しが可能です。
ただし、利用期限が月次コースは翌月末まで、日コースは翌日までと決まっています。利用期限を過ぎると使えなくなるので、それまでに使い切ってしまいましょう。
また、500kbpsコースとプリペイドSIMに関してはデータ容量繰り越しの対象外です。プリペイドSIMは特殊なSIMカードなので間違えないかもしれませんが、500kbpsコースは通常のプランの1つで勘違いしやすいので気を付けましょう。