ブックオフが展開している格安SIM・スマOFF。かつてはブックオフの店頭で契約することもできましたが、現在は主にインターネットの公式サイトから契約できます。
メリットやデメリットについて知りたい方は、参考にしてみてくださいね。
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スマOFFとは?
スマOFFは、ドコモ回線を使用しているブックオフの格安SIMです。
スマOFFを展開している会社はAND marketで、AND marketはiPhoneの修理サービスなどを手がけています。
ドコモ端末やSIMフリー端末に契約したSIMカードを入れることで、通信や通話を利用できるサービスです。
スマOFFの5つのメリット
まずはスマOFFのメリットをチェックしていきましょう。スマOFFは、比較的料金設定が安いのが大きなメリットですね。
過去にブックオフでスマホを無料配布していた
スマOFFはかつて、ブックオフでスマホを売却するとAcerの「Z200」という端末と無料で引き替えられる券を配っていました。
Z200は実売価格が1万円程度の安価な端末ではあったものの、このサービスは格安SIMの中でも最高クラスのインパクトがある豪華さでしたね。
SMS対応SIMのプラン1つでシンプル
スマOFFの料金プランは、SMS対応のデータSIMである月額980円(税抜)のプラン1つです。
通信量は1日140MBに設定されています。シンプルすぎるので当然人を選びますが、わかりやすいのはメリットと判断できますね。
またOCNモバイルONEだとデータ通信専用SIMの110MB/日コースが月額900円から利用できる仕様。
スマOFFはOCNモバイルONEのデータSIMにおける110MB/日コースにSMS機能追加+通信量30MB追加で、月額料金が80円しか上がりません。
IP電話アプリで通話も可能
スマOFFで提供されるのはSMS対応SIMですが、提携しているIP電話アプリSMARTalkの利用で音声通話もできます。
月額980円(税抜)で音声通話機能も利用できるのは、メリットと言えるでしょう。
安心サポートでオペレーターが対応してくれる
月額300円(税抜)の安心サポートを利用すれば、初期設定や端末の操作などわからないことをオペレーターに質問できます。
スマホ初心者は、安心サポートを利用するのも良いね。
縛りなし、いつでも無料で解約できる
スマOFFは最低利用期間が設定されていません。結果として、いつでも自由に解約できます。
もっともスマOFFで提供されているのはデータSIMなので、他社も基本的に同様の契約体系です。そのため契約の自由さが他社より特別秀でているわけではありません。
スマOFFの3つのデメリット
スマOFFをこれから契約する場合、注意したいポイントが3つあります。
じっくり読んで、契約を検討してみてくださいね。
音声通話対応SIMを契約できない関係上、乗り換えは不可能
IP電話で他社に電話をかけて通話できるとはいえ、一部のサービスはIP電話に対応していません。
通常の090や080から始まる電話番号を使って通話することが必要になる機会も、たまにあるものです。
そのため、スマOFFをメイン回線として契約するのはおすすめできないのが現状です。
サービスの新展開などがなく、停滞している
スマOFFは、はっきり言って停滞している格安SIMです。2017年はこれといってサービスに動きがありません。
今後新規契約が終了したり、サービス自体が終了したりする可能性もなきにしもあらずです。それを理解したうえで契約しなければいけません。
評判が皆無、速度は契約してみなければわからない
スマOFFは大手のブックオフで展開されていた格安SIMですが、評判がネット上でほとんど見受けられませんでした。
評判が少ないと、通信速度などサービスの使いやすさは実際に契約してみなければわからないため不安なものです。
評判の少なさも、懸念事項ですね。
まとめ
今回はドコモ回線の格安SIMである、スマOFFについて解説しました。
スマOFFはあまり評判を見かけないことと、プランが1つしかない関係上快適に使える人が大幅に制限されてくることに注意が必要ですね。
かつて行われていた端末0円提供のキャンペーンも既に終了済み。一応新規契約受付はまだ行われていますが、どうにも停滞しています。
とはいえ料金プラン自体は比較的お得度の高い格安SIMなので、月額980円で1日140MB通信できるプランに魅力を感じた人にはスマOFFがおすすめです。