中華スマホは価格が安いながらも、日本で売られている様々なスマートフォンに比べてスペックが高いことで評判を得ていますよね。
今回は、中華スマホの安全性や安心して使えるおすすめ端末について解説します。中華スマホの利用を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
中華スマホは端末ごとに安全性が異なってくる
中華スマホは安全かそうでないかと言われると、「物による」としか言いようがないのが事実です。
端末によっては確かにウイルスが入っていたり、データを勝手に海外に送信していたりします。しかし問題ない端末なら、そんなことは起こりません。
国内で正式に販売されている端末ならある程度安全
安全に使える中華スマホを選びたいなら、国内で正式に販売されているファーウェイやASUSといったメーカーの端末でしょう。
国内で販売されていない端末の場合、自分で調査するなどしなければデータの不正送信が行われているなどの情報を見逃して不利益を被ってしまう可能性があります。
国内で販売されていて、特に格安SIMの会社(UQモバイルやY!mobileなど)などで取り扱いがある端末なら信頼性は高まりますね。
万が一何か問題があっても、対応されると考えてよいでしょう。
後からウイルス混入や海外への通信が発表されてしまうことも
中華スマホの注意点は、国内販売されているものも含めて発売された後になって「ウイルスが混入している」「海外に通信されている」などの情報が出てくるケースが多いことです。
今何も問題が発生していないからといって、安心はできません。
実際のところ、国内だから安心ということもない
中華スマホの安全性についてはよく問題視されますが、実のところ国内メーカーの端末を買うなら安心!ということは全くありません。
国内メーカーの製品でも部品や組み立てなどは海外で行われている場合がほとんどです。その過程において不正なデータなどが組み込まれてしまう可能性はゼロではありません。
日本で販売されていない中華スマホを使うときの注意点
中華スマホを使うにあたって、日本で販売されていない端末に魅力を感じることもありますよね。
海外には、日本メーカーの端末よりも圧倒的に安く、さらに国内でも販売されている中華スマホに比べても圧倒的スペックで2〜3万円などの端末も色々あります。
こういった中華スマホを使う時の注意点について、チェックしてみましょう。
技適が通っていない端末は、基本的に国内で使うと違法になる
中華スマホを購入する際は、技適に注意しましょう。
国内のMVNOなどで取り扱われている端末は技適が通っていますが、海外販売のみの端末は技適が通っていないこともあります。
技適について説明するとそれだけで一つの記事ができてしまうので手短に説明しますと、技適が通っていない端末で通信を行うと違法となってしまいます。
即逮捕されることなどはまずないものの、法律に違反してしまうものを使うのはアウトです。そのため技適が通っていない端末を購入して使うのは、おすすめできません。
設定⇒端末情報⇒認証で上のような画面が表示されます。赤枠のマークが技適マークです。
海外のみで販売されている端末は日本語への対応もイマイチ
技適が仮に通っていたとしても、海外のみで販売されている端末を日本で使うのはあまりおすすめできません。
国内で販売される端末なら日本語対応がしっかり行われますが、海外のみの端末だと漢字がおかしかったり、一部外国語表記のままで表示されたりと微妙です。
細かい部分は気にしないから大丈夫!と思っていても、毎日使うスマホだと徐々に気になってくることも多いでしょう。
中華スマホはおサイフケータイや防水に非対応なことが多い
日本ではメジャーな防水機能ですが、海外ではそれほど防水がメジャーではありません。中華スマホだと、防水非対応のものも多いです。
またおサイフケータイも日本特有の文化であり、海外の端末では搭載されていないケースがほとんどです。
これらの日本独自機能を使いたいなら、わざわざ中華スマホを使おうとせず日本のスマホを使いましょう。
技適に通っており安全に使える中華スマホ
最後に、安全に使えるおすすめの中華スマホを紹介します。
いずれも日本で正式に販売されていて、技適も通っており評判も良い端末ですよ。
Mate 10 Proは超高性能でカメラ機能も充実
(出典:楽天モバイル)
Huaweiが販売しているMate 10 Proは、CPUスペックが高くメモリも6GB、ストレージ容量はなんと128GBもあります。超高性能で、2〜3年は快適に使えますね。
さらにMate 10 Proはライカ製のレンズを搭載していて、カメラ性能も高いです。自動でAIが判断し、最適な画質で写真を撮影してくれます。
スペックの高い中華スマホが欲しいなら、Mate 10 Proを購入するのがおすすめです。楽天モバイルなどで販売されています。
nova liteはワイモバイルで激安購入可能!
(出典:Y!mobile)
Y!mobileや各MVNOで販売されているnova liteは、Y!mobileなら月額割引により実質500円(税抜)で購入できます。
安いながらもメモリ3GBでスペックはある程度あります。ストレージ容量は16GBしかないのでmicroSDカードを増設するのがおすすめです。
とにかく安い中華スマホを使いたいなら、nova liteを検討してみましょう。
まとめ
中華スマホは安全性がイマイチな部分もありますが、日本で販売されているものならある程度安心です。
中華スマホを使いたい場合は、MVNOなどで格安SIMとセットで購入できる端末を選ぶのが良いでしょう。
特に今回紹介した、HuaweiのMate 10 Proやnova liteはそれぞれスペック、価格に魅力がある端末ですよ。