UQモバイルはauから回線帯域の一部を借りて展開している格安SIMで、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができる特徴を持っています。
UQモバイルが気になっている方は、参考にしてみてくださいね。
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UQモバイルでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる
(出典:UQmobile)
UQモバイルには様々な便利機能が備わっていますが、その中でも「データくりこし」は重要です。
格安SIM・キャリアを問わず、通信量が月末に余った場合に翌月に繰り越せなかったらもったいないですよね。人によっては、無理矢理最終日に全て使い切ってしまうという人もいるでしょう。
しかしUQモバイルには、余った通信量を翌月に繰り越せる「データくりこし」の機能があるので安心です。
繰り越した分からデータ容量が消費されるので安心
もしデータ容量の繰り越しができても、使えるのが翌月のデータ容量を使い切った後などタイミングが悪かったら活用できないので無駄になる可能性がありますよね。
UQモバイルの「データくりこし」で繰り越されたデータ容量は、何よりも優先して消費されます。
「繰り越し分」→「基本データ容量」→「追加購入データ容量」の順番に消費されるので、安心ですね。
UQモバイルでは、高速通信可能な全てのプランで繰り越しができる
auの場合は5GB以上で契約していなければデータの繰り越しができません。
しかしUQモバイルなら1GB契約の「おしゃべりプランS」や3GBの「おしゃべりプランM」、「データ高速プラン」も含めて「データくりこし」に対応しています。
データくりこしの注意点
続いて、データ繰り越しを活用するうえで覚えておきたいポイントについていくつか解説します。
余ったデータ容量がうまく繰り越されず「おかしい!」と感じたら、これらの注意点を思い出してみてください。
データくりこしをしたデータ容量の有効期限は翌月末
繰り越しデータ容量の有効期限は翌月末です。
一度翌月に繰り越した分のデータ容量をそこからさらに翌月、つまり翌々月の段階にまで繰り越すことはできません。
例えば「ぴったりプランL」を契約すると7GBの通信量が利用できます。7GBのうち3GBだけ使った段階で翌月になると、余りの4GBが繰り越されます。
4GBのうち月末までにまた3GBを使ったら1GB余りますが、この1GBは月をまたいだタイミングでそのまま消滅してしまうわけですね。
繰り越せないデータ容量が目立つようであれば、プランを1段階下のものに変更するなどして対処した方が良いでしょう。
繰り越せる上限は翌月適用されるプランの基本データ通信容量まで
例えば7GB使える「おしゃべりプランL」から3GBの「おしゃべりプランM」にプラン変更をして、7GBのうち4GBを翌月に繰り越そうとしたとします。
この場合おしゃべりプランMの基本データ通信容量が3GBなので、繰り越した4GBのうち3GBまでしか繰り越せないわけです。
いくつかのプランを行ったり来たりして「データくりこし」で料金を節約しよう!など考えるかもしれませんが、それは難しいわけですね。
注意!データチャージで追加したデータ容量はデータくりこしの対象にならない
UQモバイルでは、通信量を使い切ったときに追加料金を支払うことでデータ容量を追加できる「データチャージ」の機能があります。
「データチャージ」で追加するデータ容量には、90日間の有効期限が別に設定されています。
そのため「データくりこし」の対象にはならず、90日を過ぎた状態で余っていたら自動的に消滅してしまうので注意しましょう。
まとめ
今回は、UQモバイルのデータ繰り越しについて解説しました。
余ったデータ容量を翌月まで繰り越せる便利な「データくりこし」機能。同じような料金プランで展開されているワイモバイルでは利用できません。
「データくりこし」を活用し、UQモバイルをよりお得に活用しましょう。
公式サイト:UQモバイル