au回線の格安SIMであるUQモバイルでは、直近3日間の通信量が6GBを超えてしまったときに通信速度の制限が行われます。
しかし上限が大きいため、3日間の速度制限については、あまり気にしなくても回避できるというのが実際のところです。
今回は、UQモバイルの3日間速度制限や制限後の速度等について詳しく解説します。通信制限について詳しく知っておきたい方は、参考にしてみてください。
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UQモバイルでは、3日間で6GB通信すると速度が制限される
UQモバイルにおいて直近3日間で6GB以上通信を行うと、通信速度が制限されます。
制限後の通信速度は、契約しているプランによって変化します。
・データ高速プラン
・データ無制限プラン
これらのプランでは、速度制限後に最大200kbpsで通信できるようになります。
・ぴったりプラン
・おしゃべりプラン
以上の2つは、速度制限後の通信速度が300kbpsと少し速めです。
UQモバイルにおいて、3日間で6GBも通信する状況にはまず陥らない
そもそもUQモバイルの利用中に直近3日間で6GBも通信を行うのは、至難の業と言っても過言ではありません。
6GB以上普通に通信できるプラン自体が限られますし、6GB以上通信できるプランであってもそこまでの連続使用を行う場面は限られてくるからです。
例えば「データ高速プラン」は1ヶ月の通信量が3GBに設定されています。つまりそのままでは、3日間で6GBという通信量制限に引っかかることはありません。
ただしUQモバイルでは余った通信量を翌月まで繰り越せるため、1ヶ月間一切通信せずに繰り越してからであればデータ高速プランで6GB通信することもできます。
しかしそれは全てのデータ容量を使い切ることと変わりなく、「3日間で6GBまで」という通信制限は実質関係なくなります。
3日間の通信量制限を気にする必要があるプランは5つ
3日間で6GB通信することが可能なプランとして考えられるのは、以下の5つです。
・データ無制限プラン
・ぴったりプランM
・おしゃべりプランM
・ぴったりプランL
・おしゃべりプランL
データ無制限プランは元々速度が500kbpsに制限されているものの通信量に上限がないため、しようと思えば3日間で6GB以上通信することも可能です。
ぴったりプランMとおしゃべりプランMは月間の通信量が通常の容量と無料チャージ分を合わせて最大6GBです。
これに加えてもし前の月から通信量を繰り越していれば、最大3GB追加で1ヶ月間において9GBまで通信できます。連続で通信を行えば、速度制限にかかってしまう可能性はあるでしょう。
ぴったりプランLとおしゃべりプランLは月間の通信量が最大14GBです。繰り越し分も合わせれば21GB通信できます。
例えば月末に通信量が豊富に残っていたなどの理由でまとめて通信した結果、速度制限にかかってしまうことがあるでしょう。
これら5つのプランを契約する際は、速度制限にかからないよう念のため次の回避方法も確認しておきましょう。
UQモバイルにおける3日間速度制限の回避方法
ここからは、3日間で6GB通信を行うと速度が制限されることへの回避方法をいくつか紹介します。
6GB以上通信できるプランでは、月末などにまとめて通信しない
UQモバイルは通信量を翌月まで繰り越すことができるので、通信量が余っていたとしても慌てて使ってしまう必要がありません。
6GB以上通信可能なぴったりプランLなどを契約していて月末に通信量が余ったとしても、そのまま残しておいてしまえば良いのです。
データ無制限プラン利用時は、通信量をこまめに確認する
データ無制限プランは通信量の上限がないため、たくさん通信しているうちに6GBを超えてしまう可能性があります。
iPhone・Androidスマートフォンは共に設定アプリから通信量を確認できるので、こまめに確認して速度制限を防ぎましょう。
大容量の通信を行う際は、通信量を事前に確認しておく
アプリのダウンロードやテザリングなどで大容量の通信をする場合は、その通信で通信量がいくら消費されるかチェックしておきましょう。
もしも1回で6GB以上通信することになるのであれば速度制限を覚悟した上で行うか、UQモバイルの回線ではなく自宅や町中のWi-Fiを利用しましょう。
まとめ
今回は、UQモバイルの直近3日間における通信量が6GBを超えた際に行われる速度制限の内容と対処方法について解説しました。
直近3日間の速度制限にかかってしまう可能性は、低いと考えられます。
例えばぴったりプランSやおしゃべりプランSは1ヶ月に2GB、通信量を繰り越しても3GBしか使えないので、絶対に制限にひっかかることはありません。
UQモバイルの契約中は3日間6GBの制限より、契約しているプランそのものの通信量の上限を気にすることが大事です。