Y!mobileはソフトバンクの格安SIM、NifMoは大手プロバイダである@niftyによる格安SIMです。
これらは料金プランもサービス内容もまったく異なっていて、どちらも人を選びます。
どちらを契約するべきなのか迷っている方は、契約先を決める参考にしてみてください。
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Y!mobileの3つのメリット
Y!mobileのメリットは大きく分けて3つです。
全体的にサービスもサポートも充実しているY!mobileは、格安SIMではあるもののけっして安かろう悪かろうな選択肢ではありません。
SoftBankが手がけているため通信速度が安定していてキャリアメールも利用可能
Ymobileはキャリアであるソフトバンクが直々に展開していることが特徴の格安SIMです。通信速度の安定という点では、Y!mobileが圧倒的に有利になりますね。
他社の格安SIMだと速度が不安定なお昼や夜でも、ワイモバイルなら快適な速度で通信可能。動画を高画質で楽しめるので、高性能な端末を使いこなすのにも最適です。
NifMoの場合はドコモから回線帯域の一部を借りているので、どうしても大手キャリアに比べると速度面でイマイチな時間帯があります。
そしてソフトバンクが手がけていることもあってでしょうか、ワイモバイルではキャリアメールも使えます。
キャリアメールを使えない格安SIMだとガラケーユーザーなどキャリアメール利用者とうまく連絡を取れないことがあるので、キャリアメールを使う可能性がある人もワイモバイルを選ぶべきでしょう。
10分かけ放題が標準搭載、オプション契約やアプリ不要
NifMoでも月額830円(税抜)で10分かけ放題を契約し、専用アプリを使って利用できます。
しかしワイモバイルなら、そういった手間なくスマホプランをただ契約するだけで10分かけ放題を利用可能です。
極力条件を合わせて月額料金を比較すると、NifMoは3GB1,600円(税抜)+10分かけ放題830円(税抜)で合計2,430円。
ワイモバイルは2GBで1,980~2,980円(税抜)なので、同程度の月額料金に対する通信量1GBの差をどう考えるかですね。
購入できる端末が豊富なうえに、iPhoneも買える
Y!mobileは、端末を豊富に取りそろえて販売しています。ワイモバイルでしか買えないAndroid One端末やソフトバンクで以前販売されていた機種などが中心ですね。
ラインナップにはiPhoneも含まれているので、キャリアから乗り換える際にiPhoneを使いたい人にもおすすめです。
NifMoも販売している端末は豊富ですが、Android端末のみとなっています。ただしiPhoneの動作確認は行われているので、SIMフリーモデルなどを入手すれば利用は可能です。
NifMoの2つのメリット
続いて、NifMoを選ぶことで得られるメリットを解説します。
NifMoをワイモバイルと比較した場合のメリットは、料金面に現れてきますね。
月額料金が安く、通信量も豊富
NifMoは月額料金が安価であることが特徴の格安SIMです。
音声通話SIMは月額1,600円から契約可能。しかも自宅で@niftyを契約しているなら月額200円、さらに電気もniftyにすれば最大450円の割引を適用することさえ可能です。
またY!mobile以外を含めても、NifMoの料金プランは月額料金に対して使える通信量が多めで魅力的です。とくに7GBと13GBは、コストパフォーマンスが高いですね。
ただし10分かけ放題を契約したり端末を分割購入したりすると月額料金がどんどん上がり、場合によってはY!mobileよりも高くなってしまう可能性もあります。
NifMoを契約する場合は、料金プランや契約するオプションをよく見直しつつYmobileとも比較してみましょう。
バリュープログラムで月額料金をさらに下げられる
NifMoには、他社ではあまり行われていないバリュープログラムというサービスが展開されています。
これはアプリのダウンロードや会員登録などを利用することで、月額料金を下げられるサービスです。うまくいけば、月額料金そのものを完全無料にすることも可能なのが特徴です。
Y!mobileとNifMoはどっちがおすすめ?
最後に、ワイモバイルとNifMoから選ぶならどちらかについてまとめます。
速度の安定性やサービスの充実を求めるならY!mobile
NifMoと比較すると、やはりYmobileは安定性に優れています。
NifMoでは得られない通信速度の速さや、各種サービスの充実。これらは他に代えられません。
多少料金が高くても、キャリアとあまり変わらない使用感で格安SIMを活用したいならおすすめはYmobileでしょう。
月額料金の安さを求めるならNifMo
使いやすさという点ではどうしても劣りますが、NifMoはその分料金が安価です。
とくにかけ放題などを一切適用しなければ、月額料金は1,000円台からにまで抑えることも可能です。安さを何よりも求めるなら、NifMoを検討してみてはどうでしょうか。
まとめ
Y!mobileは、NifMoに比べてサービスの充実度が高く誰にでも使いやすい格安SIMです。
NifMoはサービス面で劣るものの、その分月額料金は安上がりですね。また7GBや13GBプランの料金設定の安さは、NifMoの魅力でしょう。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、それらを踏まえつつ契約先を検討してみてください。